休日(後編)



               〔 温泉宿到着 恋次達の部屋 〕


           恋次:   のヤツ、おせーなぁー。
                荷物置いたら、すぐ来いって言ったのにョー。

           修兵: 疲れたんじゃないか?
               結構歩いたし。

           恋次:  疲れたって言ったって、部屋そんなに離れてねーし
                ここに来るくらい、出来んだろー。




                恋次・・・。

           恋次:  あ、 か?
                開いてるから、入って来いョ。


                恋次・・・、ちょっと来てくれる・・・?


           恋次:  何だョ。


               ( 恋次が出てきた )


           恋次:  お前ら、何だョ。

          他の客: ほ・・・本当に・・・阿散井副隊長・・・だ・・・。

           修兵: どーしたんだョ。

          他の客: えっ・・・・・・。
            
               檜佐木副隊長も・・・・・・。

               いえ・・・な・何でも・・・ないです・・・。

               し・失礼・・・しました・・・。

           恋次:  ちょっと待てョ!
                お前ら、こいつに何かしたのか?

          他の客: えっ・・・いや・・・まだ何も・・・。

           修兵: 「まだ」だと?



                恋次・・・・・・
                荷物・・・取られちゃったの・・・。


           恋次:  どいつに?


                あー・・・、この人・・・。


          他の客: えっ・・・・・・
               別に取ったんじゃなくて・・・・・・
               重そうだから・・・持ってあげようかなぁー・・・って思って・・・。

           恋次:  荷物よこせョ。
                汚ねー手で、触んじゃねーョ!  

           修兵:  、何かされたか?


                えっ?
                別に・・・。
                あ・・・でも・・・さっき・・・・・・
                「恋次達と一緒に来た」って言ったら・・・
                「嘘つくな」って言われて・・・・・・
                髪・・・掴まれたけど・・・・・・。


           恋次:   、俺達こいつらとちょっと話しあるから
                この部屋に入って、鍵かけて待ってろ、いいな。


                うん・・・・・・でも恋次・・・ケンカは・・・・・・。


           恋次:  これは、ケンカじゃねーから。
                 は心配しなくていいョ。
                すぐに終わるから、ちょっと待ってろョな。


                うん・・・・・・。

                          ・
                          ・
                          ・
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                          ・

               ( 恋次と修兵が戻ってきた )


           恋次:  全くョー、腹立つったらねーョなー。
                まだやりたんねーョ。

           修兵: あれ以上やったら、死ぬョ・・・。
               まぁ・・・俺らも悪いんだョ。
                一人で、部屋に行かせたんだからョー。




                あっ・・・恋次。
                あの人達は?


           恋次:  ん?
                あー、もう心配いらねーョ、歩けなくしといたから。


                えっ?


           修兵: あいつら、今日は山ん中で野宿だってさ〜。


                そーなの?


           恋次:  あぁ。
                最初からそのつもりだったんだろー。
                俺の名前出しても、手出そうとしたんだからな。

           修兵: ごめんな、怖い思いさせちゃって・・・。


                ううん、別に大丈夫だけど・・・。


           恋次:  しかし・・・腹立ちすぎて、どっと疲れたョなー。

           修兵: ん?
               じゃあ、恋次ここで休んでろョ。
               俺、 と気分転換に、散歩でもしてくるからョー。

           恋次:  何言ってんだョ。
                体は全然疲れてねーョ。
                 、散歩行くか?


                えっ?
                だって、恋次疲れてるんでしょ〜・・・、いいョ。
                少し休みなョ。
                私邪魔だったら、自分の部屋行ってるからさぁ〜。


           恋次:  それじゃー来た意味ねーだろ。
                大体この位で、俺が疲れる訳ねーんだョ。
                 、散歩行こーぜ。
                嫌だって言ったって、連れてくからな。

           修兵: 恋次・・・剥きになんなョ。
               お前の為を思って、言ってくれてんじゃねーかョ。

           恋次:  修兵は待っててもいいぜ。
                 、行くぞ。

                          ・
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                          ・
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                          ・


           修兵:  ・・・大丈夫か?
               ここ来るまでだって、随分歩いたのに・・・またすぐ歩かされて・・・。

           恋次:  修兵だって「散歩でもしてくるから」って言ってたじゃねーかョ。

           修兵: 俺は、こんなに歩かせるつもりなんてなかったョ。
               ちょっと行って、座って話しでもすりゃーいいと思ってただけだしなー。

           恋次:   、疲れたら意地張ってないで、すぐ言えョ。
                おぶってやるから。

           修兵:  が、自分からそんな事言わねーの知ってるくせに。

           恋次:  じゃあ・・・ここら辺でちょっと休むか。




           恋次:   ・・・疲れたか?


                ううん、大丈夫だョ。


           修兵: 大丈夫って顔してねーぞ。


                えっ・・・・・?


           恋次:  本当だ、すげー疲れた顔してるョ。


                そんな顔してないョ。


           修兵: いや、 って顔に出やすいからさー・・・すぐ、分かるョ。

           恋次:  あぁ、「もう疲れちゃって一歩も歩けません」って顔してるョ。


                そんな顔あるわけないでしょ。


           恋次:  だって、実際そーいう顔してるもんなぁー。
                二人共見て分かるんだぜ、100%正解って事だョなぁー。

           修兵: そうそう、もう顔に出ちゃってるんだから、素直に認めろョ。


                えっ・・・、大丈夫だョ。


           恋次:  そーか。
                じゃあ、この先からは、きついコースになるけど
                ちゃんと、ついてこれるんだな。


                きついって・・・?


           恋次:  坂もきついし、岩とかもよじ登ったりしなきゃなんねーし
                俺でも、ちょっと大変だなぁー。

           修兵:  、自信あるみてーだし、大丈夫だろー。

           恋次:  そーだな。
                ここからは、 の心配なんてしてらんねーからな。
                 、ついて来れなきゃ、そこにおいてくからな
                後は、自分でなんとかしろョな。


                え・・・、でもさぁ〜・・・。


           恋次:  何だョ。


                散歩って言ったでしょ・・・。
                それって・・・山登りみたいじゃない・・・。


           修兵: 山に来たんだからなぁー、散歩って言ってもこんなもんだョ。
               もっときついコースなんて、いくらでもあるぜ。

           恋次:  どーした?
                全然疲れてねーんだろ〜、行けるョなぁー。


                あのさぁ〜・・・
                もし・・・疲れてるって言ったら・・・どーするの?


           恋次:  そりゃぁ、疲れてるって言うんだったら
                仕方ねーから、抱いて帰ってやるョ。
                弱ってるヤツ、見捨てたりしねーからな、安心しろョ。


                そこまでは疲れてなくて・・・歩いて帰れるとしたら・・・?


           恋次:  俺、そーいう中途半端なのは、嫌いなんだョ。


                中途半端って・・・・・・。


           修兵: そーだョな〜。
               結局、これ以上行かれねーんなら、相当疲れてるって事だし・・・。
               無理されて、ゆっくりついて来られても・・・時間ばっかりかかるしなぁ〜。
               きついコース行くか、おとなしく抱っこされて帰るかだなぁ〜。

           恋次:  どーすんだョ。
                 の好きな方でいいョ。


                え・・・・・・、先には行きたくないけど・・・・・・。


           恋次:  じゃあ、決まりな。
                まぁ・・・本意じゃねーけど・・・修兵と半分ずつな・・・。

           修兵: 当たり前だョ。



                あのさぁ・・・普通に歩けるョ・・・。


           恋次:  ダメだ。
                もう、決定したんだからな。
                歩けねーって顔にもはっきり出てんだし
                 は、おとなしくしてればいいんだョ。

           修兵: じゃあ、戻るか。
               どっちが先にする?

           恋次:  あー、俺先でいいョ。

               ( 恋次が、 を抱き上げた )

           恋次:   、この辺は・・・わりと下り坂急だからな、俺の首に手まわしとけョ。
                落としはしねーけど、ちょっと不安定だからな。

           修兵: そーいう事か・・・。

           恋次:  半分くらい行けば、ほぼ平らだからなー。
                お前の時は、首に手まわす必要ねーョ。

           修兵: 恋次ってバカそうだけど、そーいうところだけは、しっかりしてるョなぁー。

           恋次:  「バカそう」って何だョ。
                お前よりは、ずっと利口だョ。
                大体・・・ここまで連れてきたのは、俺だしなー。
                ありがたいと思えョな。



                恋次・・・。

           
           恋次:  ん?  

    
                恋次も疲れてるんでしょ?
                やっぱり私・・・歩くョ。

               
           恋次:  俺は全然疲れてねーョ。
                さっき言ったのは、何ていうか・・・・・・気分的にっていうやつだョ。


                でも・・・・・・。


           恋次:  俺、こーしてるのが一番疲れねーんだョ。
                疲れてたとしても・・・疲れがぶっ飛ぶし。
                俺じゃなくて、疲れてるのは・・・ の方だろ〜。
                まぁ・・・こう出来たのは嬉しいけど・・・・・・
                でも・・・ちょっと歩かせ過ぎたのは確かだからな・・・、ごめんな。

                そーだ、戻ったら温泉入ろーぜ、なっ。
                水着、ちゃんと持ってきたし。


                本当に一緒に入るの?


           恋次;  当たり前だろ。
                何の為に、水着持って来たと思ってんだョ。
                それに・・・
                さっきみてーなヤツらが、いねーとも限らねーからな。
                別行動は、一切なしだ。

           修兵: そーだな。
               かえって女風呂の方が危ねーョ。
               誰が覗いてるか、分かんねーしな。
               俺達と一緒に、水着きて入んのが、一番安全だョ。

           恋次:  何か、経験者は語るって感じだョな。

           修兵: 何だョ。
               それじゃーまるで、俺が覗いた事あるみてーじゃねーかョ。

           恋次:  あるんだろ。

           修兵: ねーョ。
               何言ってんだョ。

           恋次:  ま、今日はそーいう事にしといてやるョ。

           修兵: 恋次、てめー。
                の前なんだぞ、言っていい事と悪い事があんだろー。
               しかも俺は、そんな事した事ねーんだからな。

           恋次:  そりゃどーだかな〜。

           修兵: 恋次、やんのかてめー。

           恋次:  いいぜ、でも後でな。



                恋次・・・下ろして・・・。


           恋次:  何だョ、急に。


                いいから、下ろしてョ。


           恋次:  やだョ、何でだョ。


                私・・・一人で帰るから・・・。


           恋次:  今、帰る途中だろ、このままでいいじゃねーかョ。


                その帰るじゃなくて、ここから帰るの。
                もう、恋次達とは一緒にいたくないョ。
                早く下ろしてョ。


           恋次:  嫌だね。
                何でそんな事言うんだョ。


                だって・・・今してたの、ケンカの話しでしょ・・・。


           恋次:  えっ?
                あー、今のは冗談だョ、なっ・・・修兵。

           修兵: ・・・・・・まぁ・・・そーいう事にしとくョ。
               許せねー部分もあるけどなー。

               ケンカなんてしねーから、帰るなんて言うなョな。

           恋次:  帰んねーョな。
                もともと冗談だし・・・ケンカなんてしてねーんだから。


                冗談には、聞こえなかったけど・・・。


           恋次:  全部冗談だョ。
                ちょっと修兵「からかった」だけだから。

           修兵: 何が「からかった」だョ。
               まぁ、この話しは・・・帰ってからゆっくりするからなー。

                、ケンカはしないから・・・帰らないョな・・・。



                本当にしないでョ・・・。


           恋次:  あぁ、大丈夫だョ。
                最初から、する気ねーから。

           修兵:  、そろそろ半分だから、俺の方に来いョ。


                来いョって言われても・・・・・・。


           修兵: 恋次、交代だからな。

           恋次:  まぁ・・・しょーがねーか・・・。

               (  が修兵のところへ移動 )

           恋次:  そー言えば・・・何の話してたんだっけ・・・。

           修兵: 温泉だろ。
               恋次が変な事言うから、話がおかしくなったんじゃねーかョ。

           恋次:  事実を言ったまでだョ。

           修兵: まだそんな事言うのか?

           恋次:  今は、やめとこーぜ。

           修兵: ん? (  と目が合った )
               ケンカじゃねーから、大丈夫だョ。
               一緒に温泉入ろーな。
               俺の買った水着きてな。


                あっ、そーだ。
                私・・・お金払うョ。
                二人共、いくらしたか教えてョ。


           修兵: いいョ、勝手に買ってきたんだから。

           恋次:  俺もいらねーョ。
                着てくれれば、それでいいから。


                そんな訳には、いかないョ・・・。
                ここの宿代もだね、ちゃんと払うから・・・教えてョ。


           修兵: いいって・・・、その代わり・・・帰るなんて言うなョな。

           恋次:  そーだョ。
                楽しく遊んで帰れりゃ、十分だョ。


                でも・・・・・・。


           修兵: 一応・・・プレゼントしたもんなんだから・・・
               金なんて、返すなョな。

           恋次:  金返すなんてのは、ケンカうってるよーなもんなんだからな。


                えっ・・・・・・そーかなぁ〜・・・・・・。


           恋次:  そーなんだョ。


                じゃあ、ここの宿代は払うョ。


           修兵: それも、水着とセットだからいらないョ。


                セットって・・・全然違うじゃない・・・。


           恋次:  いや、同じだョ。
                温泉入る為に、水着買ったんだからな。


                でも・・・何か違う気がするけど・・・・・・。


           恋次:  気のせいだろ。
                もう、この話しは終わりな。
                金もらう時は、ちゃんともらうから、今回のは気にすんな。


                え・・・・・・・・・。


           修兵: そういゃーさ〜、 ・・・軽くなったんじゃねーか?

           恋次:  俺も、そー思った。
                お前、働き過ぎなんだョ。
                で、寝ちゃってる時間長いから、あんまり食ってねーんだろ。


                そんな事ないョ。
                今日は、軽装だからだョ。


           恋次:  いや、 は普段だって、刀類は一切携帯してないんだから
                そんなには、違わねーはずだョ。

           修兵: そーだョ。
               あんまり無理すんなョな。
               これで軽く感じるって事は、相当痩せたんじゃねーか?


                痩せてないョ、絶対気のせいだョ。


           恋次:   、体重いくつだョ。


                えっ・・・そんなのは・・・どーでもいいでしょ・・・。


           恋次:  よくねーョ、言ってみろョ。
                今更恥ずかしがったって、しょーがねーだろ〜。


                恋次よりは、軽いョ。


           恋次:  そんな事、分かってるョ。
                数字を言ってみろョ。


                何で?


           恋次:   は、自分の健康管理とかって、さっぱりだろ〜
                だから、俺達が把握しといた方がいいだろ。


                そんなのいいョ。
                大体・・・痩せてないし・・・。


           修兵: まっ、 も一応女の子だし・・・体重は言いたくないョな。


                一応・・・って・・・・・・。


           恋次:  一応、だろ〜、全然女らしくねーしョー。


                まぁ・・・そーかもしれないけど・・・。


           恋次:  お前さぁ〜・・・
                「可愛い」とか言ってやっても、全然信じねーくせに・・・
                そーいうのは、すぐに受け入れんのなー・・・。


                だって、絶対「可愛い」なんて思ってないでしょ〜恋次も修兵も。
                からかわれてるの、分かってるもん。


           修兵: 可愛くもねーヤツと、こんな所には来ねーけどなぁ〜。

           恋次:   の頭の中って、見てみてーョなぁ〜。
                いったい、どーなってんだろ〜なぁ〜・・・。


                私は、普通だョ。


           修兵: いや、絶対普通じゃねーョ。

           恋次:  あぁ、普通だって思ってるところが、怖ぇーんだョな〜。


                まぁ・・・女らしくはないけど・・・。


           恋次:  全然な。

           修兵: 恋次・・・。
               あんまり言うと、信じ込み過ぎて面倒な事になるぞ。

           恋次:  ・・・そーだった・・・。

                 は可愛いし、女の子らしいからな。

           修兵: いきなりそんな事言ったって・・・無理だろ〜。


                修兵、下ろして。


           修兵: えっ、また怒ったのか?


                別に・・・、もう宿に着いたしさぁ〜。


           修兵: あっ、本当だ。
               部屋までこのままでいいじゃねーか。


                えー・・・。
                病人か何かみたいに見えるから、嫌だョ・・・。


           修兵: じゃあ・・・・・しょーがねーか・・・。

               (  を下ろした )



                恋次、修兵・・・ありがとう。


           恋次:  えっ?
           修兵: えっ?


           恋次:   ・・・・・・。
                本当にどっか具合悪いんじゃねーのか?


                どこも悪くないョ。


           恋次:  それにしちゃー、素直だョなぁ〜・・・。

           修兵: 恋次が「可愛くねー」とか「性格悪い」とか言い過ぎたんじゃねーか?

           恋次:  何言ってんだョ。
                俺、そんな事「一言」も言ってねーじゃねーかョ。

           修兵: とりあえず、素直に受け取っておこーぜ。

           恋次:  そーだな。

                          ・
                          ・
                          ・
                          ・
                          ・

               ( 恋次達の部屋 )


           恋次:   、温泉は一番広いとこ、貸切にしといたから
                何の心配もいらねーからな。

           修兵: じゃあ、俺の買った水着・・・はい。


                ビキニ・・・・・・。


           修兵: 水着なんだから、いいんだろ?

           恋次:  それ、趣味悪ぃーよな。
                俺の方着ろョ・・・ほら。


                これも・・・ビキニじゃん・・・。


           恋次:  だって、普通の2つ持ってんじゃん、可愛いのと練習用とさー。

           修兵: 水着なんてどれでも同じだろ〜。
               誰も見てねーから、平気だョ。


                見てるとかそーいうのじゃなくて・・・。
                私には・・・似合わないョ・・・。

                一応、練習用の持ってきたから、これにするョ。


           恋次:  お前、そんなの持ってきたのかョ。
                ダメだ、貸せョ。


                やだョー、これでいいもん。


           修兵: すき有り!

               ( 後ろから、修兵に練習用水着を取られた )


                あっ・・・・・・・・・。


           修兵: 俺らに歯向かおーたって、無駄だョ。
               これは、俺が預かっておくからな。
               帰ったら、返してやるョ。


                えーー・・・・・・。


           修兵: 3人しかいねーんだから、いいだろ〜。
               はい、今はこれを着ろョ。
               また夜入る時に、恋次の着ればいいョな。

           恋次:  あぁ。
                これで十分だろ、ちゃんと隠せるんだから。
                しかし・・・こんな小せーの、よく着れるョなー。

           修兵:  は、絶対ビキニのが似合うョ。
               ちゃんとでるべきところは、でてるんだからさぁ〜。

           恋次:  お前、余計な事言うなョ。
                これ以上、ヘソ曲げられたら困るだろー。

           修兵: 褒めただけじゃねーかョ。

           恋次:   は、スタイルいいから何でも似合うョ。


                似合わないョ。


           恋次:  そんなの、着てみなきゃ分かんねーだろー。
                それに・・・こーいうの着た事ねーんだろ?  は。


                え・・・、まぁ・・・そーだけど・・・。


           恋次:  じゃあ、似合うか似合わねーか、分かんねーじゃねーかョ。

           修兵: 絶対似合うから、大丈夫だョ。
               俺が保障するョ。


                え・・・・・・・・・。


           恋次:  もう、いい加減にしろョ。
                温泉入んのに、何でこんなゴチャゴチャ言ってなきゃなんねーんだョ。
                 は、俺らが水着きて入ればいいって、言ったじゃねーかョ。


                じゃあ・・・その練習用水着貸してョ。


           恋次:  あれは、あくまでも練習用で・・・っていうか、鳳用なんだョ。
                ここで着るのは、禁止だからな。

           修兵: これ以上、恋次怒らせると大変だからさー。
               「はい」これ着て、早く温泉入ろーョ。


                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


           恋次:  ほら、 行くぞ。
                水着だけ持って行けば、他いらねーから。


                あっ・・・恋次、水着は?


           恋次:  えっ?
                あー・・・忘れるところだった・・・。
                これ持っていきゃー、文句ねーんだろ。


                持って行くだけじゃなくて、ちゃんと着てョね。


           恋次:  分かってるョ。
                 もちゃんとそれ着ろョ。
                あー、他にねーもんな〜。
                じゃあ、嫌でも着るョな。


                ここでだけだからね。
                せっかく貰ったけど・・・プールでは絶対着ないョ。


           恋次:  おっ、プール行く気になってんじゃん。
                いい傾向だョなー。


                えっ?


           恋次:  そんなに嫌だったら、また他の買ってやるョ。
                プールじゃ、他のヤツらもいる事だしな。
                このビキニは、温泉用にすればいいョ。


                えっ・・・、温泉でも・・・もう着ないョ。


           恋次:  ダメだね。
                さっき「プールではもう着ない」ってはっきり言ったんだからな。
                それに・・・・・・
                俺も修兵も・・・絶対 に似合うと思って、選んできたんだぜ。
                それを・・・ は捨てちゃうのか・・・?


                捨てるなんて言ってないでしょ・・・。


           恋次:  でも・・・
                「絶対着ない」っていうのは、同じ意味なんじゃねーか?
                似合わねー物を、無理に着ろって言ってる訳じゃねーんだョ・・・。
                似合うと思った物を、買ってきたんだからさぁ〜・・・。


                温泉って・・・・・・また来るの?


           恋次:  ん?
                 が来てくれるんだったら、何回でも来るョ。
                日帰りでもいいけど・・・ちょっときついな・・・。

                また・・・・・・
                一緒に来てくれるか?



                うん・・・いいけど・・・。


           恋次:  本当か?


                うん。


           恋次:  じゃあ・・・・・・
                次は、二人で来ョーな。
                修兵には、ナイショでな。

                                                      fin                                                        2005,9,29 up  

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あとがき

この話し(休日)・・・
前編のところで終わりにしよーか、すごく迷いましたね〜。 
でも・・・少しは出かけたところも、書きたいなぁ〜って思ったんですが・・・
あまり「パッ」としなかったかも・・・。

そのうち・・・恋次と二人で、温泉に来る・・・かもね〜(笑
そんな話しが書けたらいいなぁ〜・・・(願望でした〜)