出会い
(ちょっと買い物に来たんだけど・・・変な人達が・・・)
お前よー、どうしてこんな所に来てんだョー。
エー! 14番隊さんョー!!
弱虫隊さんは、うろちょろ外出歩いちゃいけないんじゃないんですかー。
あれあれー、こいつ副官章着けてりゃー。
これはこれは、副隊長様ですかー、と言いたいところだけどョー。
副官章着けてりゃ偉いってもんじゃないんだぜー!
偉いだなんて・・・そんな事思っていません・・・。
「ビシッ」
い・痛い・・・。
何生意気な口きいてんだョー!
その副官章、取っちまおうぜ!
や・やめて下さい。
ハハハ、やだね〜。 うざってーんだョ、てめえら。
おいおい、何の騒ぎだ?
うるせ・・・(ハッ
あ・阿散井副隊長・・・。
んー? てめえら、この子に何してんだ!
何にもしてませんよ・・・、じゃあ・・・失礼します・・・。
失礼しますー・・・。
おい、大丈夫か?
あっ・・・はい、大丈夫です・・・。
失礼します。
ちょ、ちょっと待てョー!
(恋次に手をつかまれた・・・)
キャッ! 離して下さい・・・。
そんなに私達の事が、気に入らないんですか・・・?
あー? 何言ってんだ、お前?
フーン、なるほど・・・14番隊さんか〜。
いけませんか?
と・とにかく、その手離して下さい・・・。
ん? あっ・・・悪ぃ。
やっぱり風当たり強いんだなぁ〜。いつもこうなのか?
えっ・・・、まぁ・・・。
でも、あまり外には出ませんから・・・。
ごめんなぁ〜。
ちゃんと上に報告して、各隊ごとに厳重注意してもらうようにしとくから。
えっ? あー・・・いえ・・・
あなたが悪い訳ではありませんから・・・。
あー俺、阿散井 恋次 六番隊副隊長。
お前は・・・・・・・・14番隊副隊長の・・・
・・・
です。
先程は助けていただいて・・・ありがとうございました。
では、失礼します。
・・・・・・・・・・・。
・
・
・
何ですか? ついて来ないで下さい。
送ってくョ。
結構です。一人で帰れますから。
可愛くねーなぁ〜。こういう時は、素直に・・・。
結構です。お引取り下さいませ、副隊長様。
あっ、そーっていう訳にはいかねーだろ〜。
さっきだって、引っ叩かれてんだろーが
えー、副隊長さんョー!
・・・
今日送っていただいても、また次は同じ事ですから・・・。
ほっといて下さい・・・副隊長様。
だから、そーさせねーって言ってんだろ〜!
ちょっと止まれョ、副隊長ー。
(目の前に、恋次が立ちはだかった・・・)
副隊長さんョー
この中にだって、あんた達の味方はいるんだぜー 。
って言うか、根本的には全部味方のはずなんだョなぁー。
本当にすまねぇー。
確かに・・・隊員達の気持ちを、すぐに変えるのは無理かもしれないが
少なくとも、さっきみたいな事は・・・
手なんて、絶対出させねぇから・・・。
だからさぁー、副隊長さんもそのガチガチな心開いてさぁ〜、なっ。
副隊長様と心を通わせるつもりはありませんが・・・。
送っていただけるなら・・・よろしくお願い致します。
ゲッ! やっぱ可愛くねーなぁ〜、副隊長さんョー。
副隊長様に、可愛いって思われなくても結構ですから。
(ムカッ)
はいはい、では送らさせていただきます、副隊長さん。
ってさぁー、さっきから「副隊長」って呼び合ってるけど
何か変じゃねーか?
深い意味はねーけどョー、名前で呼び合うっていうのはどーだ?
名前で・・・・・・・・・・・・・。
お前・・・もしかして、俺の名前憶えてないのか?
副隊長様だって・・・私の事副隊長、副隊長って・・・。
だろー。ちゃんと憶えてるョー。
でいいだろー。「ちゃん」とか「さん」とか
めんどくせーからさぁ〜。
・・・あ・・・はい。
で、俺の名前・・・本当に憶えてないのか?
・・・ごめんなさい・・・。
(ガクッ)
阿散井 恋次。 恋次でいいからな。
れ ん じ・・・。
おぉ、それ以外の呼び方は却下な!
二度と忘れるなョなー。
・・・・・・・・・・・・・。
返事もなしかョー。まぁいいっか。
そんじゃ、行くとするかー、医療所でいんだよなぁ〜。
・・・はい。
何だョ、元気ねーなぁー。
心配すんなョ、俺がついてるからさっ。
fin 2005,7,17 up