俺の気持ち


               
               〔 恋次の副官室 〕

               ( コンコン )


                 ですけど。

               入れョ。


               ( 中に入った )


               どーした?


                うん、恋次に頼みたい事が、あるんだけど・・・。


               何だョ。


                一応、仕事の話しになると思うんだけどさぁ・・・。
                仕事扱いになるって言ってたから。


               仕事?


                うん。
                あのね・・・、うちの隊の女の子達がね、温泉に行きたいって言っててね
                許可は下りたんだけどさぁ・・・。
                ほら、温泉って・・・
                夜、危ないって言ってたでしょ・・・14番隊にはさぁ・・・。


               そーだなぁ〜。


                だから・・・
                恋次に同行・・・してもらえないかなぁ〜って思って・・・。
                うちの隊に限っての特例で
                同行者は、仕事扱いにしてくれるんだって・・・だから・・・・・・
                どーかなぁ〜・・・?


               今の口ぶりだと・・・・・・
                は・・・行かねーんだョなぁ・・・。


                うん、私は行かないの。


               う〜〜〜〜〜ん・・・・・・・。


                やっぱり・・・忙しい?


               えっ・・・、そーじゃねーけど・・・・・・。


                じゃあ、いいや。
                ごめんね。

                そーだョねー、こんな事・・・恋次に頼む方が間違ってるョねー。
                恋次がするような仕事じゃないもんね〜。
                まぁ・・・断られるのは、最初から計算に入れてたから。
                じゃあ・・・、失礼しました。


               お・おい、ちょっと待てョ。


                えっ?


               他に・・・当てあんのか?
               俺がダメなら・・・。


                うん。
                大丈夫だから、気にしないでね。


               誰に頼むんだ・・・?
               まぁ・・・ が行かねーんだから、誰が行こうが構わねーんだけど。


                あー、あのね・・・
                実は・・・温泉行くって決まった時にねー
                うちの子達が、11番隊の人達に打診したみたいで・・・
                すでにOKはもらえてるんだって。
                だから、行く人は確保出来てるから、心配しなくていいからね。


               そーか・・・。
               じゃあ・・・・・・
               何で俺んとこ来たんだ?


                えっ?
                んーーー・・・。
                私としてはさぁ〜・・・贅沢なのは分かるけど・・・・・・。
                平隊員の人達に行ってもらうよりは・・・
                恋次の方が、ずっと頼りになるから・・・・・・。
                恋次に行ってもらえたら・・・凄く安心でしょ。


               まぁ・・・そーかもなぁ〜・・・。


                本当に大丈夫だから、気にしないでね。
                じゃあ・・・
                私これから11番隊の人達に、正式にお願いに行って来なくちゃならないから。


               えっ?
                がわざわざ行くのか?
               隊員に行かせりゃいーんじゃねーのか?


                んー・・・、それが・・・そーもいかないの・・・。
                ちゃんと顔見ておかないと、名前だけじゃどの人か分からないし・・・。
                時間とかも、決めなくちゃならないからね〜。


               ハァーー?
               だって・・・お前は行かねーんだろ〜?


                ん?
                あー、温泉はねー。


               温泉は・・・って・・・どーいう事だョ。


                んー・・・。
                うちの子達が頼みに行った時にね・・・・・・・。
                「私と話したい」って言った人がいたみたいでね・・・・・・。

                で・・・うちの子達も・・・自分達も頼んでるんだから・・・
                断れなかったらしくて・・・・・・
                「はい」って言ってきちゃったんだって・・・。
                まぁ・・・しょーがないョ・・・。
                誰も同行してくれなきゃ、温泉行けなくなっちゃうからさぁ・・・。


               何でそーいう事を、最初に言わねーんだョ。
               お前、もうちょっとで帰るとこだったじゃねーかョ。


                えっ?
                んー・・・でも、別に大した事じゃないし・・・。
                同行頼みに来たんだから、こんな事・・・最初に話す事じゃないでしょ。




               分かったョ。
               俺が行ってやる。


                えっ・・・
                でも・・・恋次・・・嫌なんでしょ・・・?


               嫌な訳じゃねーョ。
                が・・・行かねーからってだけで・・・。

               そーだ。
               これから、お前んとこの隊長さんに、頼みに行こーぜ。


                何を?


                も一緒に、温泉行けるようにだョ。


                えっ・・・、私はいいョ・・・。


               俺が良くないんだョ。


                何で?


               お前の隊の子達じゃ、俺には話しかけ難いんだろー。
                、前に言ってたじゃねーかョ。


                えっ?
                あー・・・まぁ・・・
                恋次は、ずっと上官で・・・雲の上の人みたいなもんだからね〜。


               だったら、全然コミュニケーション取れねーだろー。
               その子達が、何か困った事があったって、言ってこれねーんじゃさぁー。


                まぁ・・・そーかもしれないけど・・・。
                恋次って・・・そこまで考えてくれてるんだ〜。
                やっぱり、凄いね。


               当たり前だョ。
               まぁ、本当のところは・・・別にあったりもすんだけどさー。


                えっ?


               とにかく、 も一緒に行くんだョ。
               お前んとこの隊長さんなら、許してくれるョ。


                うん・・・。

                          ・
                          ・
                          ・
                          ・
                          ・


               (  の部屋 )


                、入るぞ。

               ( 恋次が部屋に入ってきた )


               OK取れたからな。
                も一緒に行くんだぞ。


                うん・・・。
                恋次・・・いろいろありがとう。


               おぅ。
               隊長さんとの話しでも、別に俺何もしなくていいみてーだしな。
                も一緒だし、こんないい仕事・・・ねーョな。


                うん。
                恋次もゆっくり温泉入って、体休めればいいョ。


               温泉かぁ〜。
                、水着持ってこいョ。
               一緒に入ろーぜ。


                えー、何言ってんの?
                そんなの無理だョ・・・皆いるんだからねー。


               そんな事、言わなきゃ分かんねーだろー。


                だって・・・
                部屋から出る時、水着なんて持って出たら・・・変じゃない・・・。


               ん?
               あー・・・じゃあー
               俺が持ってってやるョ、 の水着。
               まぁ、どっちにしろ・・・
                は、俺の部屋にいる方が多くなるだろーし・・・。


                んー・・・。
                まぁ・・・これでも一応、副隊長だからね〜・・・。
                私が一緒じゃねー・・・
                皆も気遣っちゃって、休めなくなっちゃうからね・・・。


               そーだろ。
               だから、俺んとこに居ればいいョ。


                いいの?


               あぁ、ずっと一緒の部屋でもいいぜ。


                えっ、な・何言ってんの・・・・・・。


                が気にする程、周りは気にしてねーって。
               大体、俺の気持ちなんて・・・・・・
               14番隊には、バレバレなんだからさぁー。


                えっ?


               隊長だって・・・
               分かってるもんなぁー・・・俺の気持ち・・・。

               さっきだってョー
               「同行します」って言って、その後に・・・
               「 」って言っただけで・・・
               「分かりました」って言われたんだぜー
               すぐに の同行許可してくれてさぁー。

               何か俺・・・凄く・・・恥ずかしかったョ・・・。


                どーいう事?


               分かってねーのは「当の本人だけ」って事だョ。
               まぁ・・・隊長さんも応援してくれてるみてーだしな。
               ここに来んのは、ちょっと恥ずかしいけど・・・来難くはねーからな。


                応援って・・・恋次、何かしてるの?


               ん?
               まーな。
               どーしても欲しいもんがあんだョ。


                そーなんだー。
                頑張ってね。


    

               頑張るョ!
               全く・・・・・お前に応援されて、どーすんだョ。

               そーだ、水着出せョ。
               俺が持ってくからさー。


                えー・・・今回は一緒じゃない方のがいいョ・・・。


               大丈夫だョ、ちゃんと小さい風呂貸切にしとくから。
               早く出せョ。
               俺、まだ戻って仕事あんだからさー。
               
               あー、俺が買ったビキニな。


                え・・・、あれ着るの?


               そーだョ。
               あれは、温泉でしか着れないんだろ?

               もう、この間見てんだし、何回着ても同じだろー。
               それに・・・
               凄く良く似合ってたじゃねーかョ。


                似合ってないョ・・・。
                じゃあ・・・練習用のでいいでしょ?


               ダメだョ。
               練習用のは、全然似合ってねーからな。


                何で分かるの?
                見てないでしょ、着たところ。
                それに・・・恋次が選んできたんじゃない。


               俺が選んだんだから、一番良く分かるんじゃねーかョ。
               とにかく、早くビキニ出せョ。



                んー・・・。
               

                はい。
               (  が水着を袋に入れて、恋次に渡した )

                あっ、恋次も水着持ってきてョね。




               別にいらねんじゃねーの。
               お前、慣れただろ?




                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




               ごめん・・・。
               持ってくから・・・・・・それでいいだろ・・・?


                ・・・・・・・うん。


               ごめん・・・な・・・・・・・。
               余計な事言っちゃって・・・・・・。


                うん・・・・・・。


               ちょっと帰り辛いけど・・・まだ俺・・・やる事残ってるし・・・・・・。


                仕事中にごめんね。
                恋次、同行引き受けてくれてありがとう〜。
                宜しくお願いします。


               ん?
               うん・・・・・・大丈夫そーだな。
               じゃあ・・・またな。


                うん。

                          ・
                          ・
                          ・
                          ・
                          ・
                          ・
                          ・


               〔 温泉宿到着、恋次の部屋 〕


                恋次。


               開いてるョ。


               (  が部屋に入った )


                あ・・・寝てたの?


               いや、ちょっと寝っころがってただけだョ。
                遅いし。


                うん・・・。
                真っ先に部屋出てくる訳にもいかないし・・・
                皆が出かけるの、待ってたから・・・。

                それに・・・・・・
                変なこと言われちゃったから・・・
                恋次のところに・・・来難くなっちゃったの・・・・・・。


               変な事?
               何て言われたんだョ。


                うん・・・・・・、いろいろ言われたけど・・・・・・。


               嫌な事か?


                嫌な事とは、ちょっと違うけどさぁ・・・・・・。




                「阿散井副隊長に想われてるなんて、いいですね〜」とか
                恋次と・・・・・・
                同じ部屋に泊まれば? みたいな事・・・・・・。
                「誰にも言いませんから」とか言ってさぁ〜・・・。




               だから「バレてる」って言っただろー。


                何が?


               俺の・・・気持ちだョ。


                恋次って・・・うちの子達と仲いいの?


               えっ?


                だって・・・気持ちが分かるんでしょ・・・。
                私は、何が何だか分からないのに・・・。


                はさぁー・・・・・・
               鈍過ぎんだろー。
               まぁ・・・俺が悪い面も、少しはあんだろうけど・・・。

               それに・・・
               こーいうのは、傍から見てる方が、分かり易かったりもすんだョ。
               あれだけしょっちゅう、 の部屋に行ってんだもんなぁー
               誰が見たって分かるョなー。


                私って、鈍いかなぁ〜・・・。
                でも、それにしたって・・・
                何で私と恋次が「同じ部屋に泊まれば?」って事になるのか
                全然分からないでしょ?


               話しにならないョな、 の鈍さは。

               それで・・・ここに泊まるのか?
               俺は構わないぜ。


                えー、そんな事する訳ないでしょー。
                皆に誤解されちゃうョ〜。


               もう、とっくに誤解されてんだろー。
               俺・・・ の所・・・よく行くし・・・。
               今だって、俺と一緒にいるの・・・知ってんだろ?


                うん。
                皆、出かける時に・・・
                副隊長は、どーするんですか?って聞いてきたから
                「恋次のところに行くから」って言ったしね。
                それがどーかしたの?


               昼も夜もねーって事だョ。


                えっ? 何が?


               だからさぁー・・・・・・。
               何て言うのか・・・・・・。
               そーいう事するのは、夜に限った事じゃねーだろ・・・?


                え・・・・・・・・・・。


               泊まらなくたって・・・・・・・・・・。
               まぁ・・・
               14番隊の場合は、皆お前の事よく知ってんだろーから
               そこまでは、思ってねーだろーけど・・・。
               でも・・・
               部屋に二人っきりでいたら、何しててもおかしくねーだろー。


                でも・・・・・・
                私と恋次は全然そんなんじゃないでしょ・・・・・・。
                皆の前で、仲良くしてる訳でもないしさぁ〜・・・。

                恋次が私の事なんて・・・好きな訳ないんだし・・・
                それは私が一番良く分かってるのに・・・。
                何で皆は・・・
                恋次が私の事を・・・好きだなんて思ってるのかなぁ〜・・・?
                不思議だョね〜・・・。



                が一番分かってねーんだョ、 だけがさぁ〜・・・・・・。

               まぁ、俺は・・・
               噂でも誤解でも、全く気になんねーし。
               大体・・・俺と はさぁ〜・・・・・・
               すでに、あっちこっちで散々噂になってんだからさー
               今さら気にしても、しょーがねーョ。
               お前も諦めろョ。


                ・・・・・・うん。


               噂だけが、一人歩きしてるョなー・・・。
               事実は・・・全く伴ってねーのにさぁ〜・・・・・・。


                ごめんね・・・。
                何か、嫌な思いさせちゃったョね・・・・・・。
                皆があんな事言うなんて、思ってもみなかったからさぁ〜・・・。
                ちゃんと訂正しておくから・・・皆は間違ってるって。


               そのままにしとけョ。
               俺の事に関しては・・・間違ってねーからさぁ〜。
               誤解の方は・・・・・・
               こーやって二人っきりでいる以上、何言ってもダメだろうから・・・
               もう、気にしないで・・・ほっとけョ。


                えー・・・でも・・・。


               そりゃー、誤解じゃねー方がもっといいんだけどさぁ〜。


                そーでしょ、だから・・・ちゃんと言っとくョ。


               言ってる意味が違うんだョ。
               事実だったら・・・いいのになぁ〜ってさ・・・。
               とにかく、何言われてもほっとけョ・・・なっ。


                うん・・・・・・。


               さてと・・・、これからどーする?


                えっ?


               ここに居ても暇だし・・・、散歩でも行くか?


                えっ・・・私はいいョ・・・。
                恋次一人で行ってきなョ。


               一人で散歩したって面白くねーだろー・・・
               って言うか・・・ と一緒にいたいからここに来たのに
               別行動なんて、ありえねーョ。

               あっ・・・もしかしてお前・・・
               俺と二人っきりで、ここに居たいのか?


                そんなんじゃないョ。
                いっぱい歩かされるのは、嫌なだけだもん。


               そーですか。
               まぁ・・・俺は と居られれば何でもいいや。

               なぁ?


                ん?


                って・・・どんなヤツが好きなんだョ・・・。


                えっ・・・別に好きな人はいないけど・・・・・・。


               ん・・・まぁ・・・いられても困るけど・・・。
               タイプとかさぁ〜・・・。


                タイプって・・・特にないけど・・・。


               でも、誰でもいい訳じゃねーだろ〜。


                そーだけどさぁ・・・考えた事ないし・・・。
                恋次は、どんな人が好きなの?


               知りてーか?


                え・・・
                別に知りたい訳じゃないけどさぁ〜・・・。
                恋次の事好きな子・・・うちの隊にもいるしさぁ〜。
                聞けたら、教えてあげられるかなぁ〜って思って。


               あのなぁ・・・
               お前の隊の子達は、俺の好きなヤツ・・・知ってるぞ。
               「どんな人」とか「タイプ」じゃなくて、その「本人」をな。


                えーーー、そーなの?
                何で知ってるの?
                恋次・・・話したの?


               話さなくても、分かるんだョ・・・普通はな・・・。


                じゃあ・・・知らないのって・・・私だけなの?


               そーだョ。


                私の知ってる人なの?


               えっ?


                うちの隊の人達が知ってる人って事は・・・
                私も・・・知ってるのかなぁ〜って思って・・・。


               そーだな。
               きっと、 が一番良く知ってるョ。


                え・・・誰だろ〜・・・・・・女の子だョね〜・・・。


               当たり前だろ。
               あー・・・でも、あんまり女らしくねーかもな〜。
               自分ではそー思ってるみてーだしな。


                そーなんだ・・・。


               お前の隊の子達に、聞いてみればいいんだョ。


                えっ?
                「恋次が好きな人って・・・誰?」って?


               あぁ。


                本当に皆知ってるの?


               知ってるョ。


                えー・・・でも・・・さっき・・・
                あの子達・・・はずれた事言ってたョー・・・。


               何て?


                恋次が好きなのは・・・私だって・・・。
                皆・・・分かってないョ〜。


               いや、ちゃんと分かってるョ。
               帰ってから、他のヤツにも聞いてみろョ。
               多分・・・皆同じ事言うと思うから。


                うん・・・。


               好きなヤツかぁ〜。
               あー、ちょっとゲームしよーぜ。


                ゲーム?


               あぁ。
               お互いに、お互いの好きなところ言うのな。


                え・・・好きなところって・・・・・・。


               何でもいいんだョ。
               じゃあ、 からな。


                え・・・、恋次の好きなところ?


               あぁ、何か言えョ・・・少しくらいはあんだろ・・・?


                別にないけどなぁ〜。


               あーー、そーいう事言うのかョ。
               許さねーからな。


                えっ?
                あ・あのさぁ・・・・・
                暴力はなしだからね〜・・・、ゲームなんでしょ〜・・・・・・?


                に暴力なんて振るわねーョ。
               でも、罰ゲームはアリな。
               もう、俺の勝ちは決まったから、 がやるんだけど・・・
               何がいいかなぁ〜。


                えっ・・・、何で恋次が勝ちなの?


               だって・・・
                は、俺の好きなところ・・・1つも答えらんなかっただろー。
               だから「0点」って事だョな。


                ・・・・・・うん。


               で、俺が の好きなところ、1つでも答えりゃ「1点」で俺の勝ちだろ。
               1つくらい、簡単に答えられるから、俺の勝ちだョ。


                何かずるいョ・・・。


               ずるくねーだろー。


                じゃあ、負けてもいいから・・・罰ゲームなしにしてョ・・・。


               ダメだね。
               10点位取ってくれたんなら、なしでも良かったけど・・・。
               「0点」だろー・・・酷過ぎるョ。


                恋次だって「0点」じゃない。
                私の好きなところなんて、あるはずないもん。
                あー、いい加減に言うのは「なし」だからね〜。


               俺は結構言えるぜ、 の好きなところ。
               でも、1つでいいんだから〜・・・。




               じゃあ・・・俺が の好きなところ・・・は・・・

               「すべて」だな。

                の「すべて」が好きだョ。


   

               これで、俺の勝ちだな。


                えー・・・何かそれって・・・口から出任せでしょー。
                恋次はずるいョ・・・。
                たとえゲームでも、嘘は通用しないんだからね。
                そんな嘘の答えは、認めないからね。


               嘘じゃねーもん。
               「1−0」で俺の勝ちだョ。
               罰ゲーム・・・何がいいかなぁ〜。


                私は認めないからね。
                罰ゲームなんて、やらないョ。


               きたねーなー。
               俺にとっては・・・
               こーいう事を言うだけだって・・・勇気がいるんだぞ。

               じゃあ・・・分かった。
                も・・・俺の好きなところ、何か1つ言えョ。
               そーしたら、引き分けにしてやるョ。



                え・・・
                あー、じゃあ・・・2つ言ったら私の勝ちになる?


               お前・・・適当な事・・・2つ言うつもりだろー。


                さぁね。


               まぁ・・・俺が納得出来る事なら・・・勝ちにしてやるョ。
               言ってみろョ・・・俺の・・・・・・好きなところを・・・。


                うん。
                そーだなぁ〜・・・・・・
                あー・・・「頼りになるところ」。
                本当の事だョ・・・ダメ・・・?


               ん・・・・・・?
               いや・・・・・・・・いいョ・・・・・・。


                もう1つかぁ〜・・・。
                これって・・・好きなところになるのかなぁ〜・・・・・・・。


               何だョ・・・。


                んー・・・違うかもしれないけどさぁ〜・・・・・・。


               いいョ・・・言ってくれ。


                「いつも傍にいてくれるところ」・・・だけど・・・・・・・
                やっぱり、違うかなぁ〜・・・・・・ダメ?


               え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
               それって・・・
               俺が傍にいると・・・
               嬉しいって事か・・・?


                ん?
                んー・・・そーかな。
                嬉しいっていうか・・・・・安心できるから。

                ダメ・・・かな。
                まぁ、いいや。 引き分けでしょ。


               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


                恋次?


               ん・・・、 の勝ちでいいョ。


                本当に?


               あぁ。
               罰ゲーム、何でもするから言えョ。


                えっ?
                あー・・・別にいいョ。
                私は・・・恋次に勝てるところなんてないからさぁ〜
                ちょっと、勝ってみたかっただけだもん。


               それでも、何か言えョ。
               俺の負けなんだから。


                えー、いいョ。
                恋次は・・・
                私と一緒にいるだけでも、罰ゲームのようなもんじゃない。
                それでけで、十分だョ。


               なら・・・・・・
                といる事が、罰ゲームでいいんだな?


                ん?
                うん、いいョ。




               じゃあ・・・
               ずっと・・・・・・ の傍にいるからな。
               絶対離さねーし、誰にも渡さないョ。
               それでいいョな。


                ・・・・・・えっと・・・・・・
                この罰ゲームって・・・ずっと続くの・・・?


               そーだョ。
               いいョな。


                んー・・・まぁ、私は困らないけど・・・・・・。


               じゃあ、俺はずっと の傍にいる。
               だから・・・ もずっと俺の傍にいるんだぞ。


                ・・・・・・うん。
                何か・・・罰ゲームと違う気がするけど・・・。


               同じだョ。


                でも・・・・・・
                私が勝ったのに、恋次が決めてるし・・・・・・。


               そんな事ねーだろー。
               
                が、「俺に傍にいて欲しい」って言って
               俺は、「じゃあ、仕方ねーからいてやるョ」っていう事だろ?
               俺が、 の言う事聞いてんだから、罰ゲームだろ?


                えー・・・、そーだったっけ・・・・・。


               そーだョ。
               お前、すぐに忘れるからな〜。
               (こーいう時には、便利だョなー。)

               とにかく、俺が傍にいてやるから、 は安心してればいいんだョ。


                うん・・・・・・。
                何か・・・変だけどなぁ・・・・・・。


               もう罰ゲームは確定したんだから、いいんだョ。

               そーだ。
               皆が帰って来る前に、温泉入ろーぜ。
               何か・・・今回はいい事尽くめだョな〜。
               ずっと二人っきりでいられるしなぁ〜。

                、ついでにここに泊まっちゃえョ。
               それがいいョ。
               そーしろョ・・・なっ!

                                                  fin                                                                2005,10,13 up

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あとがき

最後は・・・多分断られたと思いますが・・・(笑)
この話し・・・どこで終わらせようかと思っているうちに・・・
長くなってしまいました・・・。
まぁ・・・長いのは、いつもの事ですが・・・(汗)

恋次の気持ち・・・14番隊までは・・・届いてるんですね〜(笑)
あと、もう少し・・・と言う訳には・・・いかないんでしょうね〜。
でも・・・とっても仲のいい二人である事は・・・間違いないですョね。

長い文章・・・最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お時間ありましたら、また遊びに来て下さいませ。