好きになるなら



               〔 夜、 の部屋 〕


           恋次:   、入ってもいいか?


                うん、いいョ。



               ( 恋次と修兵が、部屋に入った )


           恋次:  お前・・・顔色悪ぃなぁー・・・、大丈夫か?


           修兵: やっぱり、忙しいんだ・・・。


                うん・・・。
                でも、大丈夫だョ。
                戦ってる人達の方が、大変だからね・・・。


           恋次:  今回、ちょっと大変な事になっちゃってるからなぁ〜・・・。


           修兵: 数箇所で、戦闘起きちゃってるし・・・。
               特別に強いのは、いないんだけど・・・数が多くてなぁー。
               長期戦になりそうなんだョ。


                そーなんだ・・・大変だね〜・・・。


           恋次:  大変なのは、 も同じだろー。
                お前・・・無理すんなョな。


                うん。
                で・・・、どーしたの? 忙しいのに・・・・・・。


           恋次:  あー、今日から俺達、ここに泊まるから。


                えっ? ここって・・・?


           修兵: この部屋じゃないから、心配すんなョ。
               この騒動収まるまで、医療所に泊まる事になったから。


                えっ? どーして?


           恋次:  もし、ここが狙われたら大変な事になるだろー。
                応戦できねーからな。
                まっ、心配なのは だけなんだけどさぁー。


                えっ?


           恋次:  昼間は巡回も多く回ってるし、もし何かあっても、発見も早いだろうけど
                夜は心配だろ〜?


           修兵: だから俺達が泊まりこんで、夜はここを守る事にしたんだョ。


                そーなんだ・・・。
                ご迷惑かけて、すいません。


           恋次:  何言ってんだョ。
                別に、夜は仕事として来る訳じゃねーから。
                寝床が「ここ」になったってだけでな。


           修兵: そうそう。
               はっきり言っちゃうと、好きでやってるだけだから
               「お礼の言葉」なんて、いらないんだョ。


                でも・・・皆、安心するだろうし・・・ありがとうございます。


           恋次:  おぅ。
                もう、隊長にも話してきたし
                今日から、 の使ってる医務室な、あそこの診察台でねるからョー。


                えっ?


           修兵: ケガ人多いから、病室は使えないでしょー。


                でも・・・それじゃぁ、あんまりだし・・・・・・。


           恋次:  いいんだョ、俺らなんて床でも、何処でもさ。


                あっ、二人はこの部屋使いなョ。
                私は、誰かの所に泊まるからさぁ〜・・・そーしてョ。


           恋次:  いいョ。
                この3人で、どーみても疲れてんのは、 なんだから。


           修兵: そーだョ。
               部下の所じゃ、お互いゆっくり休めないでしょ。
               俺達の事なんて、気にする事ないョ。
               そんなに柔に出来てないからさー。


                でも・・・。


           恋次:  気にすんな。

                そんな事よりも、本当にお前・・・無理すんなョな。
                重傷者も運ばれて来んだろーけど・・・
                お前の命に係わるような治療は、絶対すんなョな。


           修兵: 隊長さんに聞いたら
               重傷を治すには、その傷や状態と同等か
               それ以上のダメージがはね返ってくるって・・・。


           恋次:  特に の場合は、急速に回復させるから、即、はね返ってくるんだろ?
                だから・・・凄く危ないって・・・・・・。

                能力高いっていうのも、善し悪しだョな・・・。
                これだけ早く回復させられるのって・・・
                 だけだって・・・隊長も言ってたからなぁ〜・・・。



                別に能力高い訳じゃなくて・・・私には、それしか出来ないんだもん。


           恋次:  とにかく、絶対無理はすんじゃねーぞ、いいな。


                うん、大丈夫だョ。


           恋次:  何か・・・素直だなぁー。
                いつもなら「でもー」とか「けどー」って言うのになぁ〜。


           修兵: すでに、相当調子悪いんだョ。


           恋次:  あ、そーか。
                お前、具合悪いと素直だもんな。
                それでいいんだからな、いつも素直でいろョ。


                え・・・、そーじゃなくて・・・。


           恋次:  ん?


                隊長からも・・・
                自分に危険が及ぶ程の治療は絶対するな、って言われてるし・・・。


           修兵: 当然だョな。
               ちゃんと守れョ。


                んー・・・。


           恋次:  何だョ。


                もしも・・・の時には・・・・・・
                自分の命と引き換えてでも、絶対に助けたい人がいるから・・・。
                その人の為に・・・力は使いたいの・・・。


           恋次:  それって・・・・・・。


                うん。
                恋次と修兵と・・・・・・それと・・・鳳君・・・。


           恋次:  ・・・まぁ・・・・・・
                凄く嬉しいけど・・・・・・・・。

                でも・・・、鳳は・・・やめろョ・・・。
                あ・・・、別にヤツが嫌いだとか、そんな事じゃなくてさぁ・・・。


           修兵: そーだョなぁ〜・・・・・・。
               俺と恋次は・・・そー簡単にやられる事はないし・・・
               重傷なんて・・・まず、負わねーけど・・・。

               鳳は・・・
               こー言っちゃなんだけど・・・そんなに強くはねーしなぁー。


           恋次:  あぁ・・・。

                俺だって・・・
                もし、そんな事になって・・・ に助けられて・・・・・・
                 が・・・・・いなくなる様な事になったら・・・
                ちっとも嬉しくねーし・・・
                生きてけねーかもしんねーのに・・・・・・。

                ヤツだったら・・・もっと・もっと苦しむ事になるからなぁ〜。



                えっ?


           恋次:  自分が弱いせいで・・・・・・・・
                 を、失った・・・・・・ってさぁ〜・・・・・・。


           修兵: 辛いョな・・・。


           恋次:   、もし俺が・・・
                そんな状態で運ばれて来ても、助けなくていいからな。
                だから・・、鳳もやめろョな。


           修兵: 俺もいいからさぁー。
               隊長さんの言う通り、 が危険になる様な治療は、誰にもするなョ。


           恋次:  そーだョ。
                絶対するなョな、頼むからさぁー。


           修兵: まぁ、俺と恋次は・・・そんな事にはならねーと思うし・・・
               絶対ならねー様にするョ。

               問題は・・・鳳だョな・・・。


           恋次:  そーなんだョ・・・・・・。
                 ・・・、頼むから・・・無理だけはしないでくれョ・・・。



                え・・・、でも・・・・・・
                目の前に・・・運ばれて来たら・・・ほっとけないと・・・思う。


           恋次:  やめてくれョー、お願いだからさーー。


           修兵: 隊長さんに、よく頼んでおこーぜ。
                は、ここの中でしか治療しないんだから
               隊長さんの目の届く範囲内だと思うし。

               あと、ここの男連中にも
                が無理しそーになったら「絶対止めろ」って言っておけば・・・
               幸い、 は腕力ねーから、すぐに止められんだろうし。


           恋次:  そーだな。
                それで・・・何とかなりそーだな。

                でも、これだけは言っておくけどなぁー
                 、鳳は・・・ に助けられても、絶対喜ばねーからな。


                何で・・・そんな事が分かるの?


           恋次:  分かるョ。
                お前に対する気持ちは・・・俺もヤツも同じなんだから・・・。


           修兵: 俺も入れろョ。


           恋次:   が挙げた3人と・・・・・・
                 を想ってる3人が・・・同じって事か・・・。


           修兵:  って・・・
               もしかして俺達3人・・・
               って言い方変だけど・・・鳳は仲間じゃねーし・・・まぁ・・・いいか。
               俺達の事・・・好きか?



                えっ?


           修兵: だって・・・
               命かけても助けたいんだろ?
               俺と、恋次と・・・同じ気持ちだもんな〜。


           恋次:  でも・・・3人ってところがなぁ〜・・・。
                 って結構・・・浮気者なんじゃねーのか?
                普通・・・命かけても守りたいっていうのは・・・一人だろー。


           修兵: そーだョなぁー。
               もし、3人同時に運ばれて来たら、どーすんだョ。
               誰助けるんだ?



                え・・・・・・。


           恋次:  あぁ、それ聞いてみてーョなぁー。

                まぁ、実際は誰も助けなくていいんだぞ、

                でも・・・・・・誰・・・助けるんだ・・・?


      
                そこまでは・・・考えた事ないから・・・・・・。


           修兵: じゃあ・・・今、考えてみてくれョ。
               俺達にとって、重要な事だからさぁー。



                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

                ごめんなさい・・・・・・。

                私に・・・・・・力がないから・・・・・・。



           修兵: えっ・・・・・・・・・・。



               (  の目から、涙が流れ・・・ )



           恋次:  例えが・・・良くなかったョな・・・・・・、ごめん・・・。


           修兵: あぁ・・・悪かった・・・。
               ただでさえ調子悪いのに・・・こんな話ししちゃって・・・。


           恋次:   ・・・・・・、悪かったョ・・・。
                もう・・・気にしないでくれ・・・・なっ?



                うん・・・・・・。


           修兵: じゃあ・・・俺達は、医務室に行くか・・・?


           恋次:  そーだな・・・。
                 ・・・、ごめんな・・・。
                今の話しは忘れて・・・ゆっくり休んでくれョな・・・。



                あ・・・、この部屋で寝ていいョ。
                布団はそこに入ってるから。


           恋次:  いいョ。
                俺達になんて、気を遣うなョ。

                大体、そんな泣き顔で他のヤツの所に「泊めてくれ」なんて行かれたら・・・
                俺達・・・変に思われるだろ?



                えっと・・・・・・、私はここで寝るんだけど・・・・・・。
                やっぱり・・・それじゃ・・・嫌だョね・・・・・・。


           恋次:  えっ?


           修兵: いいの?


                うん、構わないョ。緊急事態だしね。
                診察台じゃ・・・硬いし、小さいし・・・・・眠れないでしょ〜。
                私が居ちゃ嫌なら、私が医務室で寝るから。


           恋次:  そんな事させられねーョ・・・・・って言うか・・・・・・


           修兵: 一緒のが・・・・・・いいョな・・・・・。


           恋次:  本当にいいのか?
                お前、ちゃんと今・・・意識あるョなー?


                うん。


           恋次:  明日朝起きて・・・
                俺達二人がここに居るからって・・・・・・・
                大騒ぎとか・・・しねーだろーなぁー・・・?


                大丈夫だョ。
                恋次達は、私の事・・・女だなんて思ってないんだし・・・
                何の心配もしてないから。


           恋次:  正気みてーだョなー・・・。


                医務室よりは、マシだと思うけど。


           修兵: マシどころか・・・天国だけどさぁー・・・。


                私は構わないから、恋次達が決めてョ。


           恋次:  じゃあ・・・・・・泊めてくれ。


                うん。


           修兵: ありがとな。


                うん。
                あー・・・もし、何かあった時は・・・宜しくお願いします。


           恋次:  任せろ。


           修兵: 何も心配いらねーョ。


                うん。



           恋次:  ここに治療に来んのって、11番隊が多いんだろ?


                うん・・・そーだけど・・・。


           恋次:  鳳って・・・もう、来たのか?


                えっ? 「ケガしたか?」って事?


           恋次:  あぁ。


                どーかなぁ〜・・・。
                私は、わりと重いケガの人みてるから・・・私の所には来てないけど・・・。
                軽傷者は、分からないなぁ〜・・・。


           恋次:  そーか。


                鳳君がどーかしたの?


           恋次:  えっ・・・・・、別に・・・・・。
                でも・・・、 は鳳の事・・・気に入ってるんだョなー・・・。


                えっ?


           恋次:  だって・・・
                ヤツとは・・・「付き合ってもいい」って思ったんだろ?

                俺が「付き合ってくれ」って言ったって・・・
                即答で断るじゃねーか・・・。



                恋次のは・・・冗談だもん・・・。
                「はい」なんて言ったら、「バーカ」って言われるに決まってるんだから。
                恋次ってさぁ〜・・・・・・
                私の事からかって・・・面白い?


           恋次:  えっ?
                俺、 の事からかった事なんてねーョ。
                お前が勝手に「からかわれてる」って思ってるだけだろ〜?


                そんな事ないョ。
                じゃあ・・・無意識にからかってるんだ・・・。


           修兵: あっ、じゃあ・・・
               俺が「付き合ってくれ」って言ったら、何て答えるの?


                え・・・・・・。
                「そーいう冗談は、止めて下さい」って答えます。


           修兵: それじゃぁ、恋次と同等じゃねーかョ・・・。


           恋次:  お前が、俺より上な訳ねーだろー。


           修兵: そんな事ねーだろ〜。
               お前は、 に興味ねーんだから、ずっと・ずっと・ず〜っと下だろ?


           恋次:  それは言うなョ。
                 が思い出しちゃうだろ〜・・・。
                 は、忘れっぽいんだから、黙ってれば・・・その内忘れるんだからさー。

                それに・・・
                一番危ないのって・・・鳳なんじゃねーのか?


           修兵: だってあいつは、恋次と が「できてる」って思ってんだろ?

          
           恋次:  鳳が、そー思ってたって・・・
                問題は・・・ の気持ちだろー・・・?
                 が・・・鳳の事・・・好きになっちゃったら・・・終わりだョ。


           修兵: それもそーだな。
                、俺は認めねーからな。


                えっ? 何を?


           修兵: 鳳と付き合う事だョ。


                えっ・・・? 何言ってんの・・・?


           恋次:  俺も認めねーョ。
                絶対、阻止するからな。


                な・何? どーしちゃったの?


           恋次:  鳳は、悪いヤツじゃねーけど・・・
                あいつじゃ、 の事守れねーだろ?
                そんなヤツには、渡せねーョ。


           修兵: その通りだョ。

                が好きになっていいのは、俺か・・・・・・恋次か・・・・・・
               どっちかだけだからな。



                え・・・、意味が分かんないョ・・・。


           恋次:   は、今のところ・・・誰の事も好きじゃねーんだろ?


                え・・・、うん・・・。


           恋次:  じゃあ、この先好きになっていいのは・・・

                俺。

                ・・・か・・・まぁ・・・しょがねーけど・・・・修兵・・・・・・
                だけだって言ってんだョ。


             
                えっ・・・、何で?


           恋次:  俺が、俺以外で認められるのは・・・修兵だけだからだョ。


           修兵: 俺も・・・恋次なら・・・まぁ、しょーがねーかなぁ〜・・・ってさ。



                でも・・・二人共、好きな人いるんでしょ・・・?
                じゃあ、私が好きになったって・・・どーにもならないでしょ・・・。
                意味ないじゃない・・・。

                私も・・・誰か好きになろ〜かなぁ〜。


           修兵: えっ?


           恋次:  誰かって・・・・・・・・・・誰だョ・・・・・・・・・・・。


                別に・・・まだ、決まってないけどさぁ〜・・・。
                でも、皆・・・「誰が好きー、彼が好きー」って言ってるでしょ?

                まぁ、中々上手くいかなくて、大変そーだけど・・・。

                特に、恋次は大変みたいだョね〜。
                私になんて、意見聞いたりするんだもんね〜。

                こんなに頼りになって、傍にいてくれたらすご〜く安心出来るのにね〜。
                本当に、人の心って・・・上手くいかないョね・・・。


           恋次:  え・・・。
                あー、じゃあさー・・・
                 、俺の事好きになれョ。
                そーすれば、いつでも、ず〜っと一緒にいてやるからさぁ〜。


           修兵: いや、どっちかって言うと・・・ は俺向きだョなぁ〜。
               俺達って、結構仲いいじゃねーか。
               お互いの事、ちゃんと尊重できてるし。
               恋次みてーに、一方的にガミガミ言うヤツは、 には向いてねーョ。


           恋次:  お前ら・・・仲いいって・・・どーいう事だョ・・・。


           修兵: 仲いいって事は、仲いいって事だョ、なぁー、


                え・・・・・・。


           修兵: 恋次居ねーと、仲いいんだョなぁ〜俺達。

               ( 修兵が、 の耳元で )

               ちょっと恋次からかっちゃおーぜ、いつもの仕返しだと思ってさ。


           恋次:  何コソコソやってんだョ。


           修兵: 別に〜。


           恋次:   、仲いいって・・・・・・
                どーいう風に仲いいんだョ・・・。


                え・・・どーいう風に・・・って言われても・・・。


           修兵: お前、女の子にそんな事聞くのは、失礼だぞ。


           恋次:  そんな事って・・・・・・。
                 ・・・お前・・・修兵と何かあったのか・・・?


                えっ、別に・・・。


           修兵:  、言わなくていいからな。


           恋次:  修兵ー・・・、お前・・・何したんだョ。


           修兵: 別に〜。
               少なくても、 が嫌がるような事は、何にもしてねーから
               お前にどーこー言われる筋合いはねーョ。


           恋次:  てめーー!



                あ、れ・恋次・・・。
                あのさぁ〜、本当に何にもないって・・・。


           恋次:  本当か?


                うん。

                でもさぁ〜・・・、何で修兵と仲いいと、恋次が怒るの?


           修兵: そーだョなぁ〜。
               恋次には、関係ねーもんなぁ〜。
               何で怒んだろーなぁ〜?


           恋次:  えっ・・・・・・。
                それは・・・だなぁー・・・・・・・・。


           修兵: 何だョ、言えねーのか?


           恋次:  うるせーな、お前は黙ってろ!


           修兵:  、恋次はさぁ〜
                がすご〜く可愛くて、自分のものにしたいんだって・・・どーする?


           恋次:  お前は・・・・・ 黙ってろって言ってんだろ!


           修兵: いいじゃねーかョ。
                の意見聞いてみョーぜ。

                ・・・もし、恋次が の事好きだったとしてさぁ〜・・・
                と付き合いたいって言ったら・・・どーする?



                え・・・、そんな事、有り得ないでしょ・・・。


           修兵: だから、「もし」だョ。



                え・・・・・・、分かんないョ・・・・・。

                恋次にはさぁ〜、いつもお世話になってるから・・・・・・だから
                恋次には、幸せになってもらいたいって、いつも思ってるの。

                恋次と恋次の好きな人が・・・ちゃんとお付き合い出来て・・・
                仲良くなってもらいたいなぁ〜って・・・。

                だから・・・
                「もし、私と」なんて・・・
                全然考えられないョ・・・、そんな有り得ない事なんて・・・・・。


           恋次:   、ありがとな。
                今は・・・その気持ちだけで、十分だョ。
                俺は・・・どんなに時間かけてもいいって思ってる。

                そりゃー、中々俺の気持ち・・・伝わらなくて・・・辛いんだけどさ。
                でも、幸い・・・いつも俺のすぐ傍にいてくれるからなー。

                修兵になんて絶対渡さねーし、鳳なんて論外だョ。



                えっ?
                恋次の好きな人って・・・・・・
                修兵も好きなの・・・?  え・・・、鳳君も・・・好きなの?


           修兵: まぁ、そーいう事だな。
               俺も、絶対負けないぜ。
               俺達相手じゃ・・・鳳には、勝ち目はねーな。



                でも・・・・・・
                その人が、鳳君を選ぶ場合だって・・・あるんじゃないの?


           恋次:   は、鳳の事・・・好きなのか?


                えっ?
                私は、関係ないでしょ?


           修兵: 何か鳳の事・・・かってるョなぁ・・・。
               「俺達より、鳳の事選ぶ・・・」ってさぁー・・・。


           恋次:  そーだョなー。
                 は、鳳の事・・・どー考えてんだョ、はっきり教えろョ。


                な・何でそんな事・・・・・・。
                あっ、私が鳳君と付き合えばいいって思ってるんでしょ〜?
                そーすれば、一人ライバルが減るもんね〜。

                でも、鳳君は・・・その人の事が好きなんだし・・・
                その計画は、無理だと思うョ。


           恋次:  何だョ、その言い方は!
                それじゃまるで、鳳と付き合ってもいいみてーじゃねーかョ。


           修兵: そーだョ、どーいうつもりなんだョ。


                え・・・、何か・・・よく分からないなぁ・・・・・・。


           恋次:  鳳は、ダメだからな。
                さっきも、散々言っただろー。
                 が好きになっていいのは、俺だけだからな。


           修兵: 俺の事、好きになれョな。



                二人共・・・何言ってるんだか・・・・・・。

                やっぱり私も・・・誰か素敵な人探そーかなぁ〜。
                あ、恋次と修兵は・・・いろんな人知ってるョねー。
                誰かいないかなぁ〜・・・私に合いそーな人って・・・?


           恋次:  だから俺だって言ってんだろ。


           修兵: 恋次なんて嫌だョなー。
               やっぱり俺しかいねーんじゃねーのか?



                意地悪。
                いいョ、自分で探すから。


           恋次:  探すって・・・・・そんなのダメだからな。


                えっ・・・、何で・・・?
                私だって・・・こー・・・誰かにトキメいてみたいじゃない・・・。


           恋次:  絶対ダメだ。
                大体・・・ には無理だョ。
                お前、男見る目ねーからなー。


           修兵: あー、絶対無理だョ。
               下手にうろちょろして、変なのに引っかかったら大変だから
               やめとけョな。


                え・・・、そーかなぁ〜・・・。


           恋次:  そーだョ。
                そんな事、考えるなョ。
                お前は、誰の事も好きじゃないままでいいョ。


                う〜〜ん・・・・。
                まぁ、いいけどさぁ〜・・・。


           修兵: 俺にしとけって。
               それが一番安全で、確実だから。


           恋次:  ちっとも安全じゃねーだろ。
                 、修兵は危ないからな、やめとけョ。
                好きになるなら、俺にしとけョな。


                恋次の事好きになったって、つまんないでしょ・・・。


           恋次:  つまんないって・・・何だョ・・・。


                だって・・・普段から一緒にいるしさぁ〜・・・。
                会うのが楽しみだったりとか、ドキドキしたりとかって・・・
                全然ないじゃない・・・。

                それに・・・
                恋次は好きな人いるんだからさぁ・・・
                私の事なんて・・・見てくれないでしょ・・・。


           恋次:  いつも見てんじゃねーかョ。


                いや・・・そーいう「見てる」じゃなくて・・・。


           恋次:  俺は・・・
                いつもお前の事だけ見てんだぜ。

                 が傍に居る時も・・・
                そして・・・離れてる時も・・・・・・いつも・・・・・ずっと・・・
                お前しか・・・見てねーョ。

                俺の中には・・・ しか居ねーんだョ。

                お前、言ってくれたョなぁー「俺に、幸せになってもらいたい」って・・・  

                だったら・・・
                ずっと俺の傍にいてくれョ。
               
                 も・・・俺だけを見ててくれョ。

                そして・・・俺に・・・ついて来てくれョ。
                俺の事・・・好きになってくれョ・・・・・・。

                                                                              fin           2005,11,2  up


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あとがき

恋次は、鳳君の事を強敵(恋の)だと思っているようで・・・。
(鳳君=オリジナルです。11番隊・平隊員です)
この先、鳳君がどう参戦(笑)してくるのか・・・?
ヒロインちゃんも、ちょっぴり「恋に憧れて」きたのかなぁ〜・・・(笑)

長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お暇がありましたら、また遊びに来て下さいませ。