告白?
( 吉良と恋次の会話 )
よーっ! 恋次。
ん? あぁ、吉良・・・。
お前さぁ〜、14番隊に興味あったョなぁー。
興味って・・・そんなんじゃねーけど・・・、なんだョ。
今、ここに戻ってくる時に、すれ違ったんだョ。
副官章に「十四」ってなってたから・・・。
エッ・・・(・・・
・・・)
何か、ガラの良くねーやつらに、引っ張られてったって感じだったぜ。
どっち行った。
あー、あっちの方だけどョー・・・って
オイ・・・・・・・
もー行っちまいやがった・・・何なんだョ・・・。
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(怪我人がいるって、連れてこられちゃったけど・・・)
さぁ、副隊長さん、早く治してくれや。
これは酷いですねー・・・。
そんなの分かってるョ!
だからあんたに来てもらったんじゃねーか。
力あんだろー。
とっとと治しゃいいんだよ!
(これだけの酷い状態を、元に戻すには・・・
私のもてるすべての力を注がなくちゃダメだろうなぁ〜・・・
そうすると・・・治療が終わった後に・・・
私が倒れちゃうけど・・・)
「ドン!!」
何、ボーッとしてんだョー。
さっさとやれョ!
乱暴はやめて下さい・・・。
何だとー!
ちょっと離れていて下さい。
やってみます。
・
・
・
とりあえず、これで動けると思います。
(私の方が限界かも・・・)
こいつ、便利だなぁー。
ずっとここにいてもらうか〜。
おぉ〜!そりゃいいかも。
こいつがいりゃあ、いくらでもケンカできるもんなぁー。
(囲まれちゃった・・・どーしョ〜・・・
でも・・・もう逃げる力もない・・・・・・・・
えっ・・・目の前が真っ黒に・・・何?)
てめえら!
あ・阿散井副隊長・・・ど・どーしてこんな所に・・・
てめえらこそ何やってんだ!
い・いや、別に・・・何も・・・
あ・あの・・・失礼します・・・(バタバタバタ〜〜〜)
阿散井って・・・・・・れんじ?
・・・あぁ。 俺が判んねーのか?
ごめんなさい・・・。
目がかすんじゃって・・・よく見えないの・・・。
バーカ!
何やってんだョ、こんな所まで来て。
そーだね・・・。
あそこの木の下で、ちょっと横になって休んでけョ。
ヒデー顔してるぜ・・・。
ううん・・・大丈夫だから・・・。
歩いて帰るくらいなら、何とか・・・。
何言ってんだョ、フラフラじゃねーか・・・。
いいから休んでけって。
でも・・・。
でも、何だョ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、横になったら・・・私、寝ちゃうもん・・・。
別にいーじゃねーか、いくらでも寝てろョ。
そ・そんな訳にはいかないョ・・・。
こんな所で・・・一人で寝てるなんて・・・。
一人って・・・何だョ・・・。
俺がついてんだから、一人じゃねーだろーが。
えっ・・・、でも・・・。
こんな所に、そんな状態のお前残して、一人で帰れると思ってんのか?
ちゃんと療養所まで送り届けてやっから、安心して休んでろョ。
安心・・・。
な・なんだョ・・・。
お前、俺が何かするとでも思ってんのか?
冗談じゃねーョ!
頼まれてもゴメンだねー。
俺は、おめーみてーなやつには全然興味・・・ねーョ・・・。
だから・・・俺は・・・
にとっては・・・
世界一安全な男って訳だ!
分かったか!
でも・・・。
つべこべ言わず、さっさと休めョ。
早く来い!
・・・うん・・・
(アレ?・・・足が・・・動かない・・・意識も・・・遠のいて)
「ガクッ」
(恋次の腕の中に倒れこんだ)
全く・・・だから早く休めって言ってんのに・・・。
(恋次が抱き上げる)
本当、バカだなぁ〜・・・お前。
あんなやつらの為に、こんなになるまで力使いやがって・・・。
だいたい、何であんなやつらにくっついてくんだョ。
俺には、「ついてくんな」とか「送らなくていい」って言うくせにョー。
納得いかねーョ。
(木の根元にそっと下ろした)
・・・・・・。
(恋次の手が、そっと
の頬にふれる)
小せぇ顔だなぁ〜・・・。
あぁ・・・この位は許せョな・・・。
心配かけ賃ってところだな。
お前一人になんて、絶対しねーから・・・
ゆっくり休めョ・・・。
・
・
・
・
・
・・・れんじ。
ん?
あぁ・・・目、覚めたか・・・。
ごめんね・・・迷惑かけちゃったね・・・。
何言ってんだョ、こんなの迷惑でも何でもねーョ。
ありがと〜。
・・・な・何か調子くるうなぁー。
お前、いつも具合悪いくらいのがいんじゃねーの?
素直で・・・。
・・・・・・・・・・・・・・
悪ぃ。
本当に具合悪いやつに向かって言う言葉じゃねーョな・・・ごめん・・・。
まだ顔色良くないぜ、もう少し寝てろョ。
ううん、もう大丈夫。
(起きようとしたところを・・恋次が押し戻した)
ダメだ!
お前の大丈夫は、当てにならねぇからな。
いいから寝てろ。
れんじって・・・優しいんだね〜。
そんな事ねーョ。
あっ・・・、恋次さぁ〜、好きな人にちゃんと言ってあげたの?
「好きだ」って・・・。
言ってねぇ。
いいョ、そんな事・・・お前には関係ねーだろー・・・。
でも、言わなくちゃ分かんないョ〜。
さっさと告白しちゃってさぁ〜
私なんかじゃなくて、その子の事ちゃんと守ってあげた方がいいョー。
・・・・・好きだョ・・・。
ん?・・・
俺・・・
の事が・・・好きだョ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アハハハハ〜〜〜
何、恋次・・・練習?
アハハハハ〜〜〜 涙出てきちゃうョ〜。
あっ、でも・・・冗談でも「好き」って言われると嬉しいョ!
きっと喜ぶョ、その子。
恋次が「好き」って言ってくれたらさぁ〜。
喜ばねーョ!
大笑いして終わりだ・・・。
えっ? そーなの〜?
そんな事ないョー、私だって嬉しかったもん。
うるせーョ!
もういいから黙ってろ。
・・・どーしたの?
さっさと寝とけョ。
病人がゴチャゴチャうるせーんだョ!
・・・恋次・・・怒ってるの?
・・・怒っちゃねーョ・・・。
・・・悪かった・・・とにかくお前は休めョ・・・。
・・・うん。
(何で・・・俺、こんなやつの事好きになったんだろーな〜・・・
こいつの何処がいいんだョ・・・。
アーー、わかんねー!
でも・・・会えば会うほど・・・話せば話すほど・・・
お前が愛しくてたまらねー・・・。
離れてる時は・・・心配で・・・心配でどーにかなりそーだョ・・・。
どーしてくれんだョ
!
絶対に、この気持ち受け止めてもらうからなー!
絶対に・・・。)
fin 2005,7,29 up
あとがき
「れんじ」と「恋次」がありますが
もちろん同じ人です(笑)
「れんじ」の方がちょっとゆっくり
呼ぶ時に使っているつもりです。