修業(前編)




               〔 元旦 ・  の部屋 〕




            声:  『 恋次、修兵・・・あけましておめでとぅ〜! 』





           恋次:  飲み過ぎた・・・。



           修兵: 俺も・・・。



           恋次:  正月だってのに・・・ 居ねぇと、つまんねぇなー・・・。



           修兵: 一緒に「年越しカウントダウン」したかったョ・・・。



           恋次:  今年は、寝正月だな・・・。

                あのバカ・・・
                何で正月に「修行」なんてしに行くんだョ・・・。



           修兵: それが の望みなら・・・仕方ねーョ。
                も、もっと「上」を目指してんだろ?
               頑張ってるんだから・・・応援してやんねぇとな・・・。



           恋次:  「上」・・・「隊長」かぁ・・・・・・。

                もし・・・ が隊長になったら・・・
                俺達の、 に対する対応って・・・今のままでいいのか?



           修兵: 良くはねぇだろー。

               少なくても「あのバカ」なんて・・・絶対言えねーョな。



           恋次:  だな。

                あ〜ぁ・・・・・・。



           修兵: とりあえず・・・
                が置いていってくれた「ボイスレター」の続き、聞いてみようぜ。



           恋次:  そうするか。

                でも・・・納得いかねーョな!!

                俺と修兵・・・二人に向けて、一つのボイスレターなのに・・・
                何で・・・、鳳は一人なんだョ。

                この・・・「鳳君へ」ってのが、気に食わねぇ。

                俺達のは・・・「恋次、修兵用」だぞ!?



           修兵: そんなの、気にする事ねーョ。


                    「 ポイッ 」



           恋次:  あっ・・・・・・

                修兵・・・ココは、 の部屋なんだぞ?
                 の部屋に捨てたって・・・・・・



           修兵:  は、当分帰って来ねーんだから、後で誰かに・・・

               「この部屋のゴミ捨てとけ」

               って、言っておけばいいんだョ。



           恋次:  あぁ・・・、そーか・・・。



           修兵: じゃぁ・・・ボイスレターの続き、聞いてみようぜ。



           恋次:  おぅ。




            声:  恋次・・・今年もよろしくお願いします。

                修兵・・・今年も仲良くしてね。

                こんなところかな・・・

                あっ、そーだ。

                今年も二人にとって、良い年になりますように・・・。

                じゃぁね。

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




           恋次:  えっ!?
                これだけかョ・・・?



           修兵: 短いな・・・。



           恋次:  何で修兵には「仲良くしてね」なんだョ!?



           修兵: 俺と、仲良くしたいからだろ?



           恋次:  あーーーーー!!!

                何か、面白くねぇ!

                俺、ちょっと行ってくる。



           修兵: 何処に?



           恋次:   探しに。

                「修行」ってんだから、何処かの山ん中だろー。
                探せば、見つかるョ。



           修兵: 止めとけョ。
                が、言ってたじゃねぇか。

               「何処でやるかは、秘密。誰にも言っちゃいけない事になってるの。」
               って・・・。



           恋次:  俺が勝手に探して、会いに行くんだから、問題ねぇだろ?



           修兵: そんな事したら・・・
               一緒に修行してる奴らから、「 が場所教えた」って思われるだろー。
                の立場も考えろョ。

               俺だって・・・
               昨日、そっと の後つけて行こうかと思ったョ・・・。

               でも、そんな事したら・・・ に迷惑かける事になる・・・。

               何処に居るか分かっちゃったら・・・絶対、話しかけたくなるからな。

               「修行」は、厳しいんだろうから・・・

               「大丈夫か?」とか・・・「頑張れ・・・」ってさ・・・。



           恋次:  俺は元々、 の修行には、反対なんだ!

                「上」を目指す事に、異議はねぇ。
                だけど・・・ は、今のままでも能力は高い。

                ほぼ死にかけてるヤツだって・・・助ける事は出来るんだ。

                ただ・・・そんな事したら・・・・・・



           修兵:  が・・・死ぬ・・・。



           恋次:  それなのに・・・今以上、力が必要か?

                14番隊の隊長さんが言ってたけど・・・

                「自分達は、能力使うと自分に跳ね返ってくる。
                 使った力が、大きければ大きいほど、自分へのダメージが大きくなる」

                 と隊長さんは、そんなに能力の差は無いそうだ 。

                じゃぁ何で、隊長さんの方が受けるダメージが少ないかと言えば・・・

                それは・・・
                能力を使う者の「体の大きさ」が、関係あるんだそうだ。

                 は小せぇ・・・・・・。

                あまり大きなダメージは、受け止めらんねぇんだョ・・・。



           修兵:  は・・・
               今以上の能力を身につけても、使う事は出来ねぇ・・・
               いや、使わせる訳にはいかねぇって事か・・・。



           恋次:  あぁ。

                だから、 に修行なんて、必要ねーんだ。
                使えねぇ能力持ってても、仕方ねぇだろ?

                「上」目指すなら、もっと他の事で・・・

                例えば、 の薬湯は「効く」けど不味い・・・。
                それを、甘くて美味い薬湯にするとか・・・
                そーいう方面で努力すれば、いいんじゃねぇか?



           修兵: でも・・・
               たとえ使えなくても、もっとレベルアップしてぇっていう気持ち・・・
               俺・・・凄く分かるし・・・。

               他から言われて、嫌々行ったんじゃねぇ。
                自ら希望して、一人で修行に行ったんだ。

               止めさせるよりも・・・
               成功祈ってやるべきじゃねーか?



           恋次:  俺だって・・・
                応援してやりてぇ気持ちだってあるョ。

                ただ・・・
                大きな能力身につける為には、それ相応の・・・
                「厳しい修行」をするって事だろ?

                もし、修行中に・・・ に何かあったら・・・・。

                使えば自分が死ぬような、大きな能力身につけようってんだから・・・

                修行で命落とすって事も・・・あるんじゃねぇか?・・・って。



           修兵: それも、全く無いとは言えねぇけど・・・
               監督者として、高い治癒能力持ってるヤツが、居るはずだから・・・
               大事には至らねぇと思う・・・・・・。



           恋次:  「居るはず」って何だョ??
                居なかったら、どーすんだョ!?

                あいつらの修行の事なんて、俺達には全く分かんねーんだぞ?

                やっぱり俺、探してくる。



           修兵: 恋次・・・・・・

               そこまで危険があるなら、14番隊の隊長さんが許可しねぇだろ?



           恋次:  お前は心配じゃねぇのか!?



           修兵: 心配だ!

               でも、 の選んだ道も・・・尊重してやりてぇ・・・。



           恋次:  綺麗事だな!

                無事に帰ってくりゃ・・・
                その言い分は、正当で を思ってるように聞こえるけど・・・
                命懸かってんだぞ!?

                俺は、止めに行く。



           修兵: 待てョ。



               ( 修兵が、恋次の腕を掴んだ )



           恋次:  放せ。

                今、お前と争ってる時間はねぇんだ!



           修兵: 「行く」って・・・何処に行くんだョ?



           恋次:  そ・それは・・・・・・



           修兵: 隊長さんの所へ行ってみようぜ?

               何か知ってると思うし・・・
               教えてくんなきゃ・・・せめてヒントだけでも・・・・・・。



           恋次:  修兵・・・?



           修兵:  の居場所知っとく事は、俺も賛成だ。

               でも、そこまでだ。
               その先は・・・ に修行は、させてやりてぇ。



           恋次:  とにかく・・・行こうぜ。



           修兵: あぁ。

                                                   To be continued                                      2007,1,8 up 

 

戻る

 

あとがき

遅くなりましたが・・・お正月がらみ?の夢をup致しました。

題の「修業」と「修行」・・・意図して使っております。
(もしかしたら、使い方が間違っているかもしれませんが・・・(滝汗 )

今年も、「恋次夢」頑張っていきたいと思います。

お時間ありましたら、また遊びに来て下さいませ☆

読んでいただき、ありがとうございました。 感謝!