占い(後編)
の気持ちは・・・・・・
どーなんだ?
私の気持ち・・・?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あっ・・・そーいえば、占い師が・・・
修兵と私は、凄く相性が良いって言った後にね・・・
私にだけ、少し話しがあるって言って
修兵には、先に出ててもらって、話を聞いたんだけど・・・
修兵と私は、とても穏やかな関係で
この先、生涯を共にしても、大きな波風も立たず
ゆったりと、心穏やかに時を過ごしていけるだろう・・・って。
え・・・・・・
そんなの・・・当てになんねーョ・・・。
うん・・・、そーだけどさぁ・・・・・・。
でね、その後があるんだけど・・・聞く?
一応、話してみろ。
言っとくけど・・・
占い師の言葉なんて・・・インチキだからな。
そんな事に、心惑わされんなョ。
うん、分かってる。
で・・・
「修兵と結婚しろ」って・・・言われたのか?
ううん。
修兵とは、凄く良い関係なんだって。
修兵は私を想っていて、心の底から深〜く愛し続けてくれるって。
あっ、これは占い師が言った事だからね。
分かってるョ。
でも・・・
やっぱり・・・修兵と一緒になれって事じゃねーか?
それが・・・
占い師が言うには・・・
その修兵よりも・・・更に私の事を想ってる人がいるんだって・・・。
えっ!?
そんなの嘘だもんね・・・。
やっぱりいいか?
こんな話・・・。
い・いや・・・、最後まで話してみろ。
うん・・・。
「その人」はね・・・
一途に、凄く激しく私の事を想っていて・・・
豪雨って言ったかなぁ・・・?
滝だったかなぁ・・・?
忘れちゃったけど・・・
とにかく、もの凄い勢いで、私に愛を注いでくれるんだって。
あ、今も既にそーだし・・・
この先・・・永遠に、ずっと愛し続けてくれるって。
こんなの信じられないョね?
「そんな人」が・・・居る訳ないもん・・・。
いや・・・
居るだろう。
えっ?
いいから、その先は?
うん。
「その人」の愛は激しいから、私とはしょっちゅうぶつかる事になって
まるで、嵐の中に居るようで・・・
「その人」と一緒になったら・・・全然落ち着けない・・・
ハラハラ・ドキドキって感じの一生になるんだって。
そんな事ねーョ。
そこは、間違ってるな。
・・・ん?
その先。
その先は・・・
「その人」は、今も私のすぐ傍に居るって・・・。
誰だろぅ・・・?
あっ、「そんな人」は居ないんだった・・・。
恋次? 最後まで聞く?
あぁ。
「その人」は・・・
いつも私の事を見守っていて、凄く大きな愛で包んでいて・・・
私の事を、何よりも大切に想っていて・・・
私の為なら、自分の命さえも惜しくない・・・って。
こんな人、居る訳ないョね〜。
でね・・・
私は・・・
「その人」に惹かれてるんだって。
えっ!!??
本当か!?
ん・・・?
何言ってるの?
「そんな人」は、居ないんだってば。
で・・・結局、占い師が言うには・・・
私は修兵じゃなくて、「こっちの人」を選んで・・・
波乱万丈な、激しい愛に包まれて、一生を送るんだって。
あ、でも・・・
「その人」が、凄〜く愛してくれるから、幸せになれるって。
どー考えても「嘘」だョね〜。
そうか・・・。
恋次?
何か・・・ニヤけてない?
私が、占い師からもからかわれて・・・喜んでるんでしょ?
は、俺を選ぶか・・・。
まっ、当然だな。
えっ?
は、俺に惹かれてる・・・。
そうか、そうか。
そーいう事はな〜、素直に言えばいいんだぞ?
いつも反発してるのは、「好き」の裏返しなんだな?
可愛いヤツだな〜。
お前は本当に可愛いョ。
恋次??
で、俺達は・・・いつ頃結ばれるって言ってた?
えっ・・・???
恋次の事なんて、聞いてこなかったョ?
知りたければ、好きな人と一緒に行ってくれば?
でも・・・変だね?
占いなんて・・・嘘で信じないんじゃなかったの?
自分に不利な事はな。
恋次も調子いいんだから・・・。
じゃぁ、私は帰るからそこ退いて?
修兵には・・・何て言おうかな〜・・・?
騙されたフリして、OKしてみようかな〜?
私なんかに断わられたら、修兵も気分悪いだろうし・・・
でもなぁ・・・
やっぱり、当分会わないようにしようかな〜。
そーすれば、修兵も冗談言った事なんて忘れるだろうし・・・。
は・・・
もう「心に決めたヤツ」が居るんだろ?
なら、ハッキリ断われョ。
「そんな人」居ないョ?
いや、居る!
え・・・?
よ〜く考えてみろ。
は・・・
今、「目の前に居るヤツ」の事が、好きなんだろ?
「目の前」って・・・
恋次しか居ないじゃない・・・?
あぁ。
だから・・・
の好きなのは・・・?
えーーーーー?
恋次から連想するの?
誰だろぅ?
連想じゃなくて・・・
( 恋次が、
の手を取り )
占い師の所へ行こう!
俺達が、付き合い始める日とか・・・結婚する日とか・・・
具体的に聞いてこよう。
なっ?
・・・?
それは、好きな人と行って、聞いた方がいいョ?
それに・・・
占い師に、そこまでハッキリ分かるとは、思えないけどなぁ?
いいんだョ。
その占い師は、俺にとって縁起が良いんだから。
何せ・・・
「
が俺の事好きだ」って、当てたヤツだからな。
そんな事・・・言ってないョ?
あっ・・・そーいえば、思い出した。
占い師に・・・
「私が惹かれてる人って誰ですか?」って聞いてみたの。
お前・・・自分が好きなヤツも、分かんねぇのか?
で・・・?
えっとね〜・・・
確か・・・「六」っていう数字が見えるって。
おぅ、合ってるじゃねぇか。
そして・・・「隊長」って言ったかなぁ・・・?
え・・・・・・???
「隊長」って・・・
は・・・朽木隊長と知り合いか・・・?
うん。
よく話しかけてきてくれるョ。
えー?
嘘だろー?
嘘じゃないョ。
私は、よく恋次の所に行くから・・・その時、会ったりするんだョ。
「恋次が世話をかけて済まぬ」とか・・・
「あやつの事など、放っといて構わぬ」・・・って。
機嫌の良い時は・・・
「あれでも、良いところもあるのだぞ」
なんて、褒めてたりね。
それって・・・褒めてるか?
てか・・・
は・・・朽木隊長が好きなのか?
嘘だろー!?
と朽木隊長が・・・?
有り得ねぇ・・・。
大体・・・朽木隊長は、
の傍になんて居ねぇし・・・・・・。
恋次?
と朽木隊長が夫婦に?
似合わねーョ。
その前に・・・
朽木隊長が、
の事好きな訳ねぇもんなー。
やっぱり、その占い師は間違ってる。
インチキだ。
そーだョ。
最初から、俺は信じてねぇもんな。
あはは!
何だョ、そんなの嘘に決まってんじゃねーか!
、そんな事信じても無駄だぞ!
その占い師の言ってる事は、100%口から出任せだ。
「副隊長」・・・だったかな・・・?
「髪が赤い」って言ってた気がしたけど・・・。
えっ・・・?
分かってるョ。
こんなのは、全部大嘘。
「六」で「副隊長」で「髪が赤い」って・・・
誰か居たような気もするけど・・・
占いなんてね〜。
恋次の言う通り、自分の好きな人は、自分で見つけるョ。
何か、恋次と話してて凄く気が晴れた。
ありがとう。
じゃぁね〜。
え・・・、ちょ・ちょっと待てョ・・・。
そ・それって・・・俺だろ?
俺だョな。
俺しか居ねーョ。
俺だョ、俺。
ん・・・?
何? 恋次・・・?
「俺・俺」って・・・・・・?
あっ・・・今、現世で
「オレオレ詐欺」っていう犯罪が横行してるって言ってたけど・・・
俺だョ。
どー考えても俺だろー?
恋次・・・
あんまり「俺・俺」って、言わない方がいいョ?
詐欺じゃねーョ!
俺だョ、俺!
俺だってば。
俺しか居ねぇだろー!
が好きなのは・・・
どっから、どー考えても・・・
「俺」だョ!
俺〜〜〜〜〜!
fin 2007,2,7 up
あとがき
まず・・・占いが、嘘だとかインチキだとは、思っておりません。
話の流れで、そーいう表現を使いましたので、悪しからず。
今回の占い・・・当たるのでしょうかね〜?
恋次には「良い結果」のようですがね〜(笑
長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
お時間ありましたら、また遊びに来て下さいませ。