お見合い
あっ・・・恋次・・・???
(「 ココは、とある料亭・・・。
今日、私は・・・お見合いをしに、ココへ来たのだが・・・ 」)
すいません・・・、部屋間違えました・・・。
でも・・・
お店の人が、この部屋の前まで案内してきてくれたんだけどなぁ?
ココでいいんだろ?
見合い・・・しに来たんだろ?
うん・・・。
でも・・・恋次しか居ないじゃない?
いいんだョ。
とにかく、部屋に入ってソコに座れョ。
本当にココでいいの?
恋次は・・・何しに来たの??
だから・・・見合いだろ?
これからココで・・・
俺と
が・・・見合いするんだョ。
えっ?????
(
が部屋に入り、恋次の正面に座った )
恋次も、今日お見合いなの?
じゃぁ・・・
この部屋で、2組のカップルがお見合いするんだ・・・?
バーカ!
そんな訳ねーだろー!
俺と
の見合いだって、言ってんだろうが。
・・・?
私と恋次が・・・お見合いするの?
そーだョ。
普通・・・お見合いって・・・
あんまり知らない人同士が、するんじゃないの?
まぁ・・・そーだな。
んじゃ・・・
初めまして、六番隊副隊長を拝命しております・・・
阿散井恋次と申します。
今日は・・・お日柄も良く、絶好のお見合い日和となりましたね。
俺・・・じゃなくて・・・
私の気持ちは、既に決まっております。
是非・・・
様の・・・良い返事を・・・お聞かせ下さい・・・。
恋次・・・・・・
初めましてって・・・・・・
恋次のお見合いの相手って、私じゃないんじゃないの?
あ、練習?
おかしいと思ったんだョね・・・。
私・・・
お見合いの写真も撮ってないし、お見合いも頼んでないし・・・。
昨日、隊長がいきなり「明日お見合いに行ってきなさい」って・・・。
相手は誰ですか?って聞いても・・・
「それは内緒です」
「先方様が、言わないで下さいって言ってるので・・・」
って、教えてくれないし・・・。
どー考えても変でしょ?
間違いかな?って思ったんだけど・・・
隊長が・・・「行きなさい!」って・・・・・・。
間違いじゃねーョ。
俺が、数ある写真の中から・・・は、選ばなくて・・・
俺の懐に入れてある・・・お前の写真を選んだ。
朽木隊長が、うるさくてさぁー・・・
そろそろ身を固めろって・・・。
俺が、不規則な生活してんのも悪いんだけどな。
でも俺・・・・・・
「好きなヤツ」いるだろ?
だからそー言ったら、隊長が・・・
「
副隊長とは、何ら進展がない」と、本人から聞き及んでいるが
それ即ち、「振られた」という事であろう。
恋次の悲しみも、分からぬでもないが・・・
いつまでも、
副隊長に縋っていても無駄と言うもの。
お前の為に、見合いの席をセッティングした。
相手は、そこの写真の中から選ぶと良い。
では、良い報告を待っている。
なんて言われちまってョー・・・。
「振られた」とは思いたくねーけど、反論も出来なかったし・・・。
でも・・・
何か腹立ったから・・・
と見合いして、「良い報告」とやらをしてやろうと・・・
そー思って・・・今日は来た。
今日は正真正銘、真面目な見合いの席だ。
俺は嘘は言わねぇ。
俺は・・・
と身を固めるつもりで、ココに来た。
も・・・良い返事・・・くれョな・・・。
うん。
え〜っと・・・・・・
私には、勿体無いお話ですが・・・
今回は、縁が無かったという事で・・・・・・。
え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これでいいんだョね?
恋次は、好きな人がいるんだもん。
「お見合いは上手くいきませんでした。
結婚なんて、そんなに急ぐ事でもないし・・・
好きなヤツ・・・必ず娶(めと)ってみせますョ!」
とでも、朽木隊長に言うつもりなんでしょ?
ま・まぁ・・・
本筋は、そーだけど・・・
お前・・・俺と夫婦になるの・・・嫌か?
これは、真面目な見合いだから・・・
が首を縦に振れば・・・俺達は夫婦になれるんだぞ・・・?
うん、分かってる。
恋次から断わる訳にはいかないんでしょ?
だから、お見合い候補に無かった私を選んだって事くらい・・・
私にだって分かるョ。
私は、恋次の気持ち・・・よ〜く分かってるからさ・・・
「あ、断わればいいんだな」って、すぐに察知したもん。
俺の気持ちが分かる・・・・・・ねぇ・・・・・・。
うん。
いつも一緒に居るし、恋次の事は大体分かるョ。
そーか・・・・・・。
でも今は・・・俺の気持ちは、措いといて・・・
の正直な気持ち・・・教えてくれョ・・・?
ん?
俺は・・・
を嫁にしてぇ・・・。
この縁談・・・受けてくれるか・・・?
恋次と知り合ってなかったら・・・
これが本当の初対面で、本当のお見合いだったら・・・
受けると思う・・・。
これは、本当の見合いだって言ってんだろ?
そーだけど・・・
恋次は・・・「断わってくれ!」って、顔に書いてあるし・・・。
書いてねぇだろ!そんな事!!
受けてくれって・・・言ってんじゃねーか!
お前が好きだって・・・
好きだョ・・・
・・・・・・。
私も恋次が好きだョ。
だから断わったんだもん・・・。
恋次には・・・幸せになってもらいたい・・・。
俺の幸せって・・・
お前なんだョ・・・・・・。
うん。
結構・・・私が鍵を握ってるのかもね。
応援するョ、恋次。
・・・・・・。
そろそろお料理がくるね。
美味しいものが食べられて、朽木隊長に感謝しなきゃね。
結局、食い気か・・・お前は・・・・・・。
あっ!!
縁談・・・初対面なら受けたって・・・
お前・・・全く知らないヤツと結婚するのか!?
ダメだぞ!
絶対ダメだからな!!
は・・・見合いは絶対するな!
いいか!?
あれは・・・
相手が恋次だったら・・・って事だもん・・・。
私は・・・初対面の恋次以外との縁談なんて・・・受けないョ。
え・・・・・・
喜んでいいんだか、悪いんだか・・・・・・
もぅ、俺達の初対面ってのは、有り得ねぇだろ・・・?
うん。
あっ、お料理がきた!
恋次、今日はありがとう〜。
数ある写真の中から、私を選んでくれて・・・私、嬉しかった。
凄く幸せな気分!
それって・・・
何が嬉しいんだョ?
料理か?
なぁ・・・
この縁談・・・受けてくれョ・・・?
俺と・・・一緒になってくれ!
美味しいー!
恋次・・・それ食べないの? 美味しいョ?
食べないなら、頂戴?
え・・・
あ・あぁ・・・いいけど・・・・・・
わぁ〜、ありがとう!
恋次大好き!!
じゃぁ・・・
コレも・・・コレも・・・全部やるから・・・だから・・・
俺と夫婦に・・・・・・
コレも美味しい〜!
少しは、俺の話も聞けョ!!!!!
これは、見合いの席なんだぞ!?
そんなにガツガツ食ってたら、嫁の貰い手なんて一生ねぇぞ!?
いいですョ〜。
良くねーだろ!
だから・・・俺が貰ってやる!!!!!
あ、恋次も少し食べる?
はい、あ〜〜〜ん。
え・・・
あ〜〜〜ん・・・、う・うめぇなぁ・・・。
じゃなくて!
恋次・・・大丈夫だョ。
恋次はきっと、幸せになれる。
気長にね。
気長は・・・疲れるんだョ・・・。
そろそろ・・・俺とさぁ・・・
なぁ・・・
俺と・・・・・・
fin 2007,11,2 up
あとがき
美味しそうに食べてるヒロインを・・・
口説き&文句を言いながらも
優しい目で「ず〜〜っと」見つめている恋次でした〜(笑
駄文、最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
お時間ありましたら、また遊びに来て下さいませ。