聖夜(前編)




               〔 12月23日 14番隊医療所 〕


           隊員:  副隊長、明日の親睦会・・・大丈夫ですョね〜・・・?


                えっ?
                あ・・・、そーでしたね〜・・・。
                明日・・・親睦会かぁ〜・・・。


           隊員: いつも、直前に都合悪くなられるんで・・・
               ちょっと心配なんですけど・・・。


                あー・・・、ごめんなさいね・・・。
                明日は、大丈夫だと思いますから。


           隊員: はい。 よろしくお願いします。
               皆、 副隊長と一緒に親睦会行くの、楽しみにしていますから。


                はい。
                こちらこそ。

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                そーだった・・・。
                明日のクリスマス・イブ・・・親睦会があるんだった・・・。

                今回は、珍しく早く教えてくれたけど・・・
                忙しくて・・・忘れてたなぁ〜・・・。

                どーしョ〜・・・、恋次達に言ってないや・・・。
                これから行って、話してくるしかないかなぁ〜・・・。
                まぁ、明日は何処かに行く訳でもないし、ちょっとパーティーみたいな事
                やるだけだから、恋次も「行くな」とは言わないだろうし・・・。

                クリスマスだもんね、恋次だって、自分の事で忙しいだろうからね〜。
                恋次も、好きな人にプレゼントあげたりするのかなぁ〜・・・?

                好きな人には・・・きっと優しいんだろうなぁ〜・・・恋次。

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               〔 恋次の副官室 〕

               ( コンコン )


                 ですけど。


               ( ドアが開き、中から女性隊員が出てきた )


                あ・あの・・・、阿散井副隊長は・・・。


           隊員: 今、仕事で出られてますけど。


                そーですか・・・。


           隊員: 何か用ですか?


                あ・・・、いえ・・・、ちょっと明日の事で・・・。


           隊員: 明日?
               もしかして、阿散井副隊長の事を、誘いに来たんですか?
               でしたら、明日と明後日は無理ですョ。


                えっ?
                あー・・・、いえ、誘いに来た訳ではありませんので・・・。


           隊員: そーですか。
               一応、言っておきますが
               明日と明後日は、私達「六番隊有志」がいろいろ企画して
               パーティー等を行うので・・・。
               阿散井副隊長は、絶対参加になってますから、誘っても無駄ですョ。


                ・・・はい・・・分かりました・・・。
                お忙しいところ、すいませんでした。 失礼します・・・。

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                どうしョーかなぁ〜・・・。
                また、来るのもなぁ・・・。
                また、あの人に会っちゃったら、変に誤解されそうだしなぁ〜・・・。

                恋次も・・・明日、明後日はパーティー等で忙しいみたいだし・・・。
                私の方も、同じ様なもんだから・・・言わなくてもいいかなぁ〜。

                でもなぁ〜・・・・・・。
                後から分かると、怒るしなぁ〜・・・。
                修兵の所に、行ってみようかなぁー・・・。

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               〔 修兵の副官室・・・手前で 〕


           隊員: すいません。


                はい。


           隊員: もしかして、檜佐木副隊長の所に、行かれるんですか?


                ・・・はい?


           隊員: あー・・・、以前、檜佐木副隊長から
               14番隊にお知り合いがいるって、聞いた事あるもので・・・。


                あ〜、そーですか。


           隊員: あのー
               檜佐木副隊長、仕事に出られていて・・・今、いらっしゃいませんけど。


                えっ・・・、そーなんですか・・・。


           隊員: 急な用事ですか?


                あー・・・いえ、大した事じゃないので・・・いいです。


           隊員: 何か、伝えておきましょうか?


                いえ、いいです。
                ありがとうございました。


           隊員: そーですか。
               あのー・・・、失礼ですが・・・。
               もしかして、檜佐木副隊長を、誘いに来たんじゃありませんか?

               だとしたら・・・
               申し訳ありませんが、明日と明後日は
               九番隊で、いろいろ催し物があるので・・・
               檜佐木副隊長も、出ていただく予定なので、無理なんですけど。



                えっ・・・
                あー、いえ・・・誘いに来た訳じゃありませんので・・・。
                お忙しいところ、すいませんでした。 失礼します。

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               ( 帰り道 )


                二人共、居ないなんて・・・。
                しょうがないョね〜・・・。
                修兵も、パーティーだっていうし・・・
                何処の隊も、同じ様な事やってるんだから
                私が、親睦会出たって・・・問題ないョね・・・。


                副隊長〜。


                あっ、鳳君。


               どちらに行かれるんですか?


                もう、帰るところなの。


               そーですか、じゃあ・・・送っていきます。


                え・・・、鳳君、用事ないの?


                副隊長を、お送りするのも、俺の仕事の1つですから。


                いつも・・・ありがとうね。


               あ・・・いえ・・・お礼なんて・・・そんな・・・・・・。
               好きでやってるだけですから・・・。

               あの〜・・・、 副隊長・・・?
               さっき、うちのヤツらが話してたんですけど・・・
               明日、親睦会に出られるって・・・本当ですか?



                うん。


               本当に?


                うん・・・、何で?


               え・・・。
               明日は、クリスマス・イブだし・・・
               そのー・・・
               阿散井副隊長と過ごされるのかなぁ〜って・・・思っていたので・・・。


                恋次と?


               はい。


                何で・・・?

                あれ?
                あのさぁ〜・・・
                鳳君って・・・恋次や修兵と、同じ人・・・好きなんだョね〜・・・?



               え・・・・・・。
               はい・・・・・・そーですけど・・・・・・。


                じゃあ、恋次が好きな人は・・・知ってるんだョね・・・?


               はい。


                じゃあ何で・・・
                恋次が私と、クリスマス・イブ一緒に過ごすなんて・・・思うのかなぁ〜?

                まぁ・・・いつも一緒にいるけどね〜・・・。
                でも・・・
                恋次だってクリスマスくらい・・・
                好きな人と一緒に、居たいんじゃないのかなぁ〜・・・。



               はい、そー思いますけど。


                だョね〜。


               はい。


                あー、でもね〜・・・
                恋次、明日も明後日も・・・自分の隊のパーティーとかに出るんだって。
                凄く忙しそーだョ。


               そーなんですか?
               明後日も・・・ですか・・・。


                うん。
                修兵も、そーみたいだしね〜。
                二人共、人気あるからね〜。
                こーいうイベントの時とかは、大変だョね〜。


               じゃあ・・・・・・
                副隊長・・・明後日は、どーなさるんですか?


                別に、何にもしないなぁ〜・・・。
                いつもの、暇な日曜日と同じだね〜。

                クリスマスに一人だなんて、ちょっと情けないかな〜(笑)



               そんな事ないですョ・・・。
               阿散井副隊長が、忙しいなら・・・仕方ないですョ・・・。


                えっ?
                鳳君さぁ・・・、何か勘違いしてないかなぁ〜・・・?


               勘違いって?


                私と恋次の事。


               えっ?


                私達は、何でもないからね。


               え・・・・・・・でも・・・・・・。

               本当ですか・・・?



                うん。


               でも・・・阿散井副隊長は・・・・・・俺の女だって・・・・・・・。


                えっ?


               あっ、いえ・・・何でもありません・・・。


                あ、そーだ。
                恋次も修兵も、明日と明後日忙しいみたいだからさー
                鳳君、好きな人誘ってみなョ。
                あの二人居ないんだから、チャンスかもョ。


               えっ・・・・・・でも・・・・・・。


                別に、遠慮する事ないョ。
                頑張ってみなョ。


               はぁ・・・。
               あのー・・・、 副隊長?


                ん?


               本当に・・・
               阿散井副隊長とは・・・何でもないんですか・・・?


                えっ?
                そーだけど・・・どーして・・・?


               じゃあ・・・・・・あのー・・・・・
                副隊長・・・、明後日俺と・・・会ってもらえますか?


                えーー?
                あのさぁ〜・・・鳳君・・・、私じゃなくてさー・・・
                好きな人に言った方が、いいんじゃないの?


               俺の好きなのは、 副隊長ですけど・・・。


                え・・・・・・。
                あー・・・、前は・・・そーだったんだョね〜・・・。


               今も・・・これからもずっと・・・そーですけど・・・。


                鳳君・・・・・・。
                私が一人だから・・・気遣ってくれてるんだ・・・・・・。

                でも・・・クリスマスだし・・・チャンスなんだからさ〜
                好きな人の所に、行きなョ。



               ですから、 副隊長・・・・・・
               クリスマスの日・・・俺と、居て下さい・・・。


                鳳君・・・・・・ごめんね・・・・・・。
                私が、「情けない」なんて言っちゃったから・・・・・・。
                でも、私は・・・本当に一人でいいからさぁ・・・。


                副隊長・・・俺は、あなたと一緒に居たいんです。


                鳳君・・・、本当にいいの?
                折角のクリスマスなのに・・・。


               それは、俺のセリフです。
               俺となんかじゃ・・・嫌でしょうけど・・・・・・。
               俺は・・・あなたと居たい・・・です。
               クリスマスの日・・・俺と会って下さい。


                うん。


               本当に?


                うん。
                私と居ても、つまんないだろうけど・・・
                鳳君がいいなら、いいョ。


               ありがとうございます。
               夢みたいだけど・・・
               阿散井副隊長に知られたら・・・殺されるかもしれませんね・・・。


                えーっ? 殺されるって・・・・・・・・。
                恋次なんて、関係ないでしょ?


               いいです。 俺・・・殺られても・・・。
               あなたと知り合えて、初めてのクリスマスに、一緒にいられるんなら
               その事で、殺られても・・・悔いはありません。


                な・何言ってんの?
                悪い冗談は、やめてね。
                殺られるだなんて・・・・・・。
                大体・・・何で恋次が、鳳君殺さなきゃならないのョ・・・・・・?
                もぅーーー、変な事言わないでョね・・・・・・。


               すいません・・・。
               これは・・・阿散井副隊長と俺の問題ですからね・・・・・・。
               何でもないですから、気にしないで下さい・・・。
               変な事言っちゃって・・・すいませんでした。


                うん・・・・・。


               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


                鳳君は・・・明日はどーするの?
                親睦会には、入ってないんだったョね?


               はい。
               明日は、一人で「ボーっと」してますね。
               クリスマスなんて、俺には関係ないって思っていたので・・・。
               明日、明後日は、部屋でじっとしているつもりでしたから。


                そーなんだ・・・。
                まぁ、私も同じ様なもんだョね・・・。
                親睦会だって、誘ってもらって行くだけだし。

                明後日は・・・一人だったしね・・・。
                鳳君・・・誘ってくれて、ありがとうね。

                やっぱり一人って・・・・・寂しいョね・・・・・・・。



                副隊長・・・・・・。


                あー、もう着いたね。
                話してると、早いね。
                鳳君、送ってくれてありがとう。
                じゃあ・・・明後日・・・ね。


               はい。
                副隊長・・・あなたは、一人なんかじゃ・・・ないですから。
               では・・・、失礼します。

                          ・
                          ・
                          ・
                          ・
                          ・

               ( 夜、 の部屋 )


           恋次:  


           修兵: 入ってもいいか?


                うん・・・、いいけど・・・。


               ( 恋次と修兵が、部屋に入った )


                二人共・・・どーしたの?
                もしかして、怪我でもしたの?
                今日、仕事で出てたんだもんね〜。


           恋次:  えっ?
                今日・・・俺んとこに来たのか?


                うん。
                修兵の所にも、行ったョ。


           修兵: え・・・、そーだったんだ。
               悪かったね。


                ううん。
                仕事なんだから、しょうがないでしょ。
                明日と明後日、パーティーなんだョね。
                怪我してたら、かっこ悪いもんね・・・。
                すぐに治すからさー、どこ怪我したの?


           恋次:  怪我なんてしてねーョ。


           修兵: 俺もしてねーけど・・・
               パーティーって・・・何だョ・・・?


                えっ?
                明日と明後日・・・パーティーとか、いろいろ催し物があるんでしょ?
                六番隊も九番隊もさぁ〜・・・。


           修兵: あー、その事か。
               俺も恋次も出ないから、関係ないョ。


                えーー・・・。
                だって・・・絶対参加って・・・言ってた気がするけど・・・。


           恋次:  あいつら、お前にそんな事言ったのか?


                うん。
                「誘っても、無駄ですョ」って・・・。


           恋次:  えっ?
                お前・・・俺の事、誘いに来たのか?


                違うョ。
                そんな訳ないでしょ。
                勝手に、そー思われちゃったの。


           恋次:  そんなに強く否定すんなョ・・・。
                違うって分かってても・・・ショック大きいョ・・・。


           修兵: 分かってて聞く方が、悪いんだョ。


                本当にパーティー・・・出ないの?


           修兵: 出ないョ。


                何で?
                隊員の人達・・・
                恋次や修兵と、パーティーするの・・・楽しみにしてるのに・・・。


           恋次:  今年はなぁ・・・
                大分前から、出れねーって言い続けてきたんだけどなー。


           修兵: 出れねー理由・・・言ってねーからなぁ・・・。
               納得してなかったんだろ・・・。


           恋次:  とにかく今年は、明日と明後日の2日間、 と3人で過ごすからな。


           修兵: 今、隊長さんにも話してきたし、後は行くだけだョな。
               明日、朝早いからさー
               俺達も、病室に泊めてもらう事にしたからさ。


                え・・・、3人で過ごすって・・・どーいう事?


           恋次:  キャンプ地の、ずっと奥の方に行くとさー
                すご〜く景色のいい所があるんだョ。
                この辺って、景色のいい所なんてねーだろ?


           修兵: そこに、ちょっと体裁のいい小屋があって・・・
               そこに3人で行って、クリスマスを一緒に過ごすってわけ。


           恋次:  本当はなぁ〜・・・。
                俺が、 と二人で行こうと思って・・・
                ずっと前に 12/24・25 の2日間、その小屋おさえたんだョ・・・。

                でもなぁ・・・・・・、こいつが割り込んできて・・・・・・。


           修兵: 3人で行く事になったからね。


           恋次:  不本意だけど・・・
                ダメって言っても、ついてくるだろーし・・・。
                しょーがねーョな・・・。


           修兵: クリスマスに独り占めなんて、有り得ねーョ。


           恋次:  どーせ行くなら、争っててもしょーがねーしな・・・。
                3人で楽しく行こーな。
                 も、絶対気に入るョ。 いい所だぜ。


                え・・・、急にそんな事言われても・・・私、行かれないョ・・・。
                明日も明後日も・・・予定入ってるし・・・。


           修兵: 話すのが今になっちゃったのは、悪かったんだけどさー・・・。
               俺達も、ここ10日位・・・急に忙しくなっちゃってさー・・・。


           恋次:  もうちょっと前に来たかったんだけど、来れなかったんだョ。

                 も・・・何か予定入れちゃったかも・・・って思ったけど
                俺が、頭下げて断ってくるからさー。

                どーせ、この隊のパーティーか、親睦会だろ?
                行かれないなんて・・・言うなョ。



                「どーせ」って・・・。
                そりゃー、私を誘ってくれる人なんて・・・いないけど・・・。
                でも・・・だからこそ、うちの隊の皆と一緒に、何かする事は
                大切にしたいから・・・。


           恋次:  ごめん、言い方が悪かったョ・・・。
                お前が、自分の隊の子達を、大切に思ってるのは、よく分かってるョ。

                でも・・・俺だって・・・
                1ヶ月以上も前から、あの小屋おさえて・・・
                クリスマスに、 と一緒に行くの・・・
                ずっと楽しみにしてきたんだョ。

                隊の子達と、何かイベントやるのは・・・
                クリスマスじゃなくても・・・いいだろ?



                え・・・、でも・・・
                皆も、私が出るの・・・楽しみにしてくれてるし・・・。


           恋次:  お前の隊の子達は、俺の気持ち知ってるからさぁ〜
                俺が「クリスマスは、 と一緒に居たい」って言えば
                絶対分かってくれるョ。
                俺、ちゃんと謝ってくるからさー
                皆が分かってくれたら・・・いいだろ?


                え・・・・・・。


           修兵: それって、親睦会なの?


                うん・・・。


           修兵: じゃあ、恋次がここの隊の子達に頭下げるとして
               俺は、11番隊の方に、断り入れてくるョ。


           恋次:  そーだな。
                じゃあ、それで行ってくるか。


                え・・・、あ・あのさぁ・・・・・・。


           恋次:  何だョ。


                うん・・・。
                親睦会は・・・断れたとしてもさぁ・・・。
                明後日は・・・断れないョ・・・。


           修兵: えっ?
               明後日は、親睦会じゃないの?



                うん・・・。


           修兵: じゃあ・・・誰と・・・・・・・。
               もしかして・・・・・・・・・・。


           恋次:  鳳か?


                うん・・・。


           恋次:  あの野郎。
                俺とやる気なのか、いい度胸してんじゃねーかョ。
                俺は、あいつには・・・はっきり言ってあるからな。
                 は、「俺の女」だってな。


           修兵:  さぁ〜・・・。
               別に断ったって、いいだろ?
               断れないって事・・・ねーだろ?


           恋次:  俺が行ってくるョ。
                きっちり話しつけてくるからな。
                 は、行く準備しとけョな。


                え・・・?
                恋次・・・、鳳君の所行くの?


           恋次:  そーだョ。
                断る、断らねー以前の問題だョ。
                他人(ヒト)の女に手、出しやがって・・・許せねーョ。


                えっ?


           恋次:   を誘うなんて、どーいうつもりだって、聞いてくんだョ。
                じゃあ、行ってくるからな。


                え・・・、れ・恋次・・・ちょっと待ってョ・・・。
                鳳君が誘ったのとは・・・ちょっと違うんだからさー・・・。


           修兵: えっ? どーいう事?


                私がさぁ・・・変な事言っちゃったから・・・・・
                鳳君は、私を誘うしか・・・なくなっちゃったんだョ・・・。


           恋次:  変な事って・・・何て言ったんだョ・・・。


                「クリスマスに、一人だなんて情けない」って・・・。
                だから鳳君は・・・
                そんなつもり全然なかったのに・・・誘ってくれたんだョ・・・。


           修兵: そーなんだ・・・。
               でも、だったら断ったって、全然構わないんじゃないの?


                一度約束したのに・・・断るのなんて・・・もう、嫌だョ・・・。

                しかも私の方は・・・
                恋次と修兵が、何処かに連れてってくれる事になったから・・・なんて
                そんなの、酷過ぎるでしょ・・・。


           恋次:  それでも俺は、ヤツが を誘った事は、許せねーし
                はっきり、させときてーんだョ。


                でも・・・本当に鳳君は、私の事なんて誘う気、なかったんだョ。
                鳳君だって・・・好きな人誘いたかったに、決まってるじゃない・・・。
                私があんな事言わなきゃ・・・好きな人誘ってたと思うョ。

                恋次達には、ちょっと悪いんだけどさぁ〜・・・。
                恋次も修兵も・・・明日、明後日忙しいって聞いたからさ〜
                私、鳳君に言ったんだョね・・・。

                「二人共居ないから、チャンスだから好きな人誘ってみれば?」ってさ。


           恋次:  え・・・・・・。


           修兵: そんな事・・・あいつに言ったの?


                うん・・・、ごめんね・・・。
                でも、恋次と修兵相手じゃ・・・大変だろうし・・・。
                チャンスかなぁ〜って思って・・・。

                あとは、その「好きな人」次第でしょ?
                鳳君の事・・・嫌なら、断るだろうし・・・。
                もう、予定入っちゃってるかもしれないし・・・。


           恋次:   に、そー言われて・・・
                鳳は、すぐに の事誘ったのか?


                え・・・。
                そー言えば、鳳君・・・私と恋次の事、凄く気にしてたョ。

                最初もさぁ〜・・・
                私と恋次が、一緒にクリスマス過ごすって、思ってたみたいだし・・・。

                だから、はっきり言っておいたョ。
                私と恋次は「関係ないョ」って。

                鳳君も、私と恋次が付き合ってればいいって、思ったのかなぁ〜。
                恋次の事・・・随分気にしてたしね〜・・・。
                同じ人好きになると・・・大変だョね〜。


           修兵: 何だ、はっきり言っちゃったんだ。
                が、恋次とは関係ないって、言っちゃったらなぁ〜。
               鳳も、誘うョなー。


           恋次:  まぁ・・・そーかもしんねーけど・・・。
                でも、俺が の事・・・好きだって事は、知ってんだし
                やっぱり、俺とやりあうつもりだったとしか、思えねーョな。


           修兵: それを言ったら、俺とも・・・って事だろ〜。



                あのさぁ〜・・・
                4人で行こうョ、その小屋に。


           恋次:  えーーー・・・・・。


                鳳君、断るなら・・・私行かないョ。
                だって、先に約束した人断って、後からの方に行くなんて・・・
                やっぱり、良くないョ。


           修兵: 4人じゃなきゃ・・・ は、行かないのか?


                うん。


           修兵: 鳳とは・・・また後日って訳には、いかねーのか・・・?


           恋次:  後日は、後日で気になってしょーがねーから・・・・・・
                いいョ・・・4人で・・・。
                一緒だったら、ヤツは に近づけねーだろうし。


           修兵: まぁ・・・そーだな・・・。


           恋次:  4人なら・・・行ってくれんだな?


                うん。


           恋次:  じゃあ・・・4人で行こーぜ。
                修兵、親睦会断ったら・・・ついでに鳳連れて来いョ。
                ヤツも今晩は、病室泊まりだョ。


           修兵: そー・・・だな・・・。
               じゃあ、俺は行ってくるョ・・・。

               何か・・・気乗りしねーなーー・・・。


           恋次:  それは、俺の言葉だョ!

                最初は、 と二人で行くつもりだったんだぞ!

                それなのに・・・
                修兵が増えて・・・・・・
                納得いかねーって、ずっと思ってたのに・・・
                さらに、鳳かョ・・・。

                何なんだョ、一体。

                折角のクリスマスが・・・・・・。

                いい場所選んで、おさえたのに・・・・・・・。


                俺と のクリスマスは・・・・・

                どーなっちゃうんだョ !!

                                                                                             To be continued              2005,12,17 up  

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