vs レンカク

               (王宮 レンカク執務室 にて ツバメとレンカクの会話)


                あれ? レンカク様〜、どちらへ行かれるんですか?

               どちらって、決まってるじゃない。
               野暮な事は聞きっこないしョ〜ん。

                そ・そんなぁー。
                朝、お約束してくれたじゃありませんかー・・・。
                今日仕事終わったら、少し時間くれるって〜・・・。

               アラ? そーだった?

                酷いっスョーー。
                今連れてきますから、ちょっと待ってて下さいね〜。
                いいですか、動かないで下さいョー!

               はいはい、分かりました。
                         ・
                         ・
                         ・

                     レンカク様〜〜、レンカク様〜〜。

               (ガチャ)

                レンカク様ー、あーいたいた (ホッ

               いたいたって・・・上司にむかって・・・。
               それに、廊下であんなに叫ばないでね、恥ずかしいでしょ〜。

                すいません・・・(でも、あんまり信用出来ないんで・・・)

               で・・・、誰を紹介してくれるんですか?

                あっ、あぁ・・・。
                あのー・・・、こちら・・・。

               あらあら、可愛いお嬢さんだこと。
               この方を、私に紹介してくれるの?
               まぁー、ツバメっちったら気が利くわね〜。

                ち・違いますョー!
                レンカク様にじゃなくて・・・

               お名前は?

                は・はい、    と申します。

               フフフ、そんなに固くならなくても大丈夫ですョ。

                あっ、はい。 ありがとうございます。

               で、 ちゃんは、ツバメっちのことが好きなわけね〜。

                レ・レンカク様、いきなりなんですか。

               だって、時間がないんだから、さっさと話終わらせなきゃね〜。

                それにしたって・・・。

               じゃあ結果からー。悪い事言わないから、やめときなさい。

                レンカク様!!なんて事言うんですかーー!

               だからー、似合わないって言ってるんでしょ〜が。

                そんな・・・
                別に、レンカク様にお許し頂きに来た訳じゃなくて・・・
                紹介しに・・・。

                あの〜・・・。

               なぁに〜。

                私が・・・ツバメ様とつりあわないって事でしょうか・・・?
                えっと・・・私じゃダメだって事・・・ですか・・・?

               そう!ちゃんと分かってるんじゃないですか〜。

                レンカク様!
                たとえレンカク様でも、言って良い事と悪い事があるんじゃないですか?

               あらあら、そんなに怒っちゃって〜。
               ツバメっちらしくないんじゃない?

                からかわないで下さい!
                俺、今日は真剣に話しに来たんスからー。

                あの・・・。私のどこが・・・何がいけないんでしょうか・・・。
                直せる事なら・・・すべて直しますから・・・ですから・・・。

                 ! そんな事言わなくていい!
                お前はどこも悪くなんてないんだから。

               まぁー、仲がいいのね〜。

                当たり前です!

               ふ〜ん。 少々の事じゃ崩れないって事ね。

                少々じゃなくて、何があっても俺は を守っていくし、 だって

                ツバメ様についていきます。

               あ、そっ。 なら、いいんじゃない。 好きにすれば〜。

                好きにすればって・・・、レンカク様〜。

               うんとね〜、・・・ちょっとからかってみただけなのョ〜。

                エーーッ!

               だって、ほら・・・少しくらい波風たたなきゃ面白くないじゃない。

                そ・そんな〜・・・。

               ごめんなさいね〜、 ちゃん。
               でも、一応あなたの決意の程も聞いてみたかったし〜。
               ツバメっちのこと・・・よろしくね〜。

                は・はい・・・。

               じゃあ、これから二人でお茶でもしに行きましょうか〜。

                ふ・二人でって・・・何ですか?

               だから〜、私と ちゃんでョ〜。

                な・何で・・・そーなるんですか〜?

               いいじゃない。
               とっても可愛いし〜、ちょっとデートでもってね。

                デートって・・・そんなのダメっス! 絶対・・・ダメですー!!
                分かってるんですか?
                 は俺の・・・俺の大切な女性(ヒト)なんスからね〜。

               分かってるけど・・・別に少し位貸してくれたっていいじゃない?

                ダメです!
                たとえレンカク様でも・・・って言うか・・・
                レンカク様だけは、絶対ダメです!

               あらららら〜。厳しいのね〜。
               そんじゃまぁ、今日のところは、引き下がるとしますか〜。

                今日のところはって・・・どういう意味ですかー?
                明日も明後日も・・・ずっと、ずーーっといつまでも絶対ダメですからね!

               はいはい。
               本当に、からかいがいがあるから、止められないのョね〜。

                からかうって・・・も〜ぅ!レンカク様〜。

               ほんじゃ、私はこのへんで退散といきますか〜。
               花街が呼んでますからね〜。

                もー、何処へでもさっさと行って下さいョー。

               冷たいのね〜。
               ツバメちゃん、 ちゃんのこと、大切にしてあげなさいョ。
               泣かせたりしたら、ただじゃすまさないからね〜。

                そんな事、言われなくても分かってますって。
                だいたい・・・レンカク様には、言われたくないっス。

               では、どーぞごゆっくりと〜。  ちゃん、また来てね〜。
                         ・
                         ・
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                         ・
                な・何か・・・変な調子になっちゃったけど・・・。

                うん・・・。

                まぁ、気にすんな。 あぁいう人だからさ〜。

                うん・・・。

                そんじゃ、俺達もメシ食いに行くかー。
                何か・・・どっと疲れたしなぁ〜・・・。

                そーだね〜。

                あっ、そうだ!言っとくけどョー、
                お前一人で、絶対に王宮には来るなョなー。
                レンカク様に捕まったら・・・大変だからなぁ。

                えっ・・・、あ、うん。

                後・・・外で会って誘われても、ついて行くなョな。絶対だぞ。

                (笑) 分かってるって〜。
                ツバメ・・・今日はありがと〜。

                な・なんだョ・・・別に俺、何にもしてねーけど・・・。

                ・・・私、ツバメの事好きになって、本当に良かった・・・。

                な・何言ってんだョ・・・。
                ま、俺も、 の事が好きになった自分・・・好きだけどョー。
                意味解るか?

                うん、何となく。

                そっかー。
                ずーっと俺の傍にいろョな。
                まぁ、 が嫌だっていっても・・・もう離さないけどョー。

                うん・・・。

                           fin                                              2005,7,19 up  

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