心配

               〔 聖乙女寮前で 〕                              


               あー・・・ゴメン、ゴメン ・・・待った?

                ううん、大丈夫だョ。

               悪いなぁ・・・こんなに遅くに呼び出しちゃったりして・・・。

                それはいいけど・・・何かあったの?

               それがさぁ〜・・・
               今日から急に、王宮に泊まりこむ事になっちゃってさぁ〜・・・。
               まぁ・・・そんなに長くはならないと思うんだけど・・・。

                そーなんだ〜・・・、大変だね〜。

               あぁ・・・。
               でさぁ〜・・・
               この仕事終わるまでは、会えそうにないんだョなぁ〜・・・。
               結局、王宮に缶詰だし・・・
               そうそう抜け出す訳にもいかないしなぁ〜・・・。

                そーだョね〜・・・。
                分かった、しょうがないョー・・・。
                あっ、もしかして・・・今も抜け出してきたの?

               えっ?
               いやー、今は・・・レンカク様が気ぃ利かしてくれてさぁ〜。
               突然決まっただろ〜、だからさぁ〜・・・
                が俺の下宿とかに訪ねてきて、
               いなかったら心配するんじゃないかって・・・。

                へぇ〜、レンカク様って いい人 なんだね〜。

               ・・・・・・・まぁ、よく分かんない人だけどなぁ〜・・・。
               今回は感謝してるョ。

                うん。

               じゃあさー、あんまりゆっくりしてる訳にもいかねえから・・・。

                あ、うん。
                送ってくョ。

               !!
               何言ってんだ?

                えっ?

               お前なぁ〜・・・。
               お前が俺を王宮まで送って行ったら、その帰りはどーなるんだョ。

                ん?

               お前一人で帰せる訳ねーだろー。

                えー、大丈夫だョー。
                寮から王宮までって、警備しっかりしてるじゃん。

               ダメだ!

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               あのなぁ〜・・・
               悪いやつだけが、危険の対象者な訳じゃねーんだョ。

                えっ?

               (フゥー)
               だからー、例えば、王宮の警備のやつら・・・。

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               こんな遅くに、女の子一人で歩いていたら・・・
               送って行きましょ〜とか何とか言うだろ〜。

                ・・・うん。

               俺は・・・それも嫌なんだ!

                えー、何で〜・・・。

               何でって・・・
               もし、そいつが の事気に入っちゃったら・・・どーすんだョー。

                アハハハハハー、ありえないョ〜〜。
                ツバメ、考え過ぎーー、アハハハハハーー。

               笑うな。
               俺は・・・いつも、いつも・・・ の事が心配で・・・。

                私って・・・信用されてないんだ・・・。

               できねーョ!!
               あー・・・お前の事じゃなくて・・・他の男の事がな・・・。


                (えっ・・・・・・・
                 いつのまにか・・・私・・・ツバメの腕の中に・・・いるョ・・・)


               なぁ・・・。
               今日はここで・・・。

                うん・・・。

               またすぐに会えるさ。

                うん・・・。

               じゃあ、俺行くから・・・。

                うん・・・仕事・・・頑張ってね。

               あぁ。
               お前、先に寮に入れョ。

                あー・・・うん。
                じゃあ、おやすみなさい・・・。

               おぅ、おやすみなっ。


               あー・・・ちょっと待て。

                えっ?

               いいか、いくら安全でも、絶対夜一人で外歩きまわんじゃねーぞ!

                うん、分かってるって。

               じゃあな。



               (また、振り返って・・・)
               絶対だぞ〜。


                〜〜、_ _ _ _ _・・・・・・・・・

                えっ?

                (遠ざかっていくツバメ・・・
                 最後・・・何て言ったの・・・?)

                                                                 fin              2005,7,26 up

         あとがき
         最後は心の中にお好きな言葉を入れて下さいね☆
         ちなみに・・・私は・・・
         あ い し て る   と入れました(笑
         ずうずうしいですね〜。

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